シールドケーブルの製作。
テレキャスの出力ジャックをスイッチクラフト製にしたら国産のシールドがほぼ使用不可になってしまいました。
たまたまフェンダーUSAブランドのシールドを新規購入していたのでとりあえず問題はないのですが、両端がストレートでプラグ直後から数センチ分が曲がりにくいので床に座ってギターを抱えるとジャックに負担がかかりそうで落ち着きません。
そこで片側をL型にして気楽に使えるシールドを自作することにしました。
シールド自作はポピュラーなようでネット検索すると作り方などが沢山出てきます。
端子にハンダ付けするだけですから難易度は低いし、自作出来るということは自分に都合の良い長さに出来ますから使い勝手も良いはずですね。
今回は(というか、今回初めて作るわけですが)L型プラグにスイッチクラフト226、ストレート側にはG&H のBF2P-NNN、シールドケーブル本体はモガミ2524を3メートル分買って2メートルと1メートルの2本を作ります。どちらも片側がL型プラグ。
端子をスイッチクラフトで揃えなかったのは単純に他のメーカーだと抜き差しがどうなのか試したかったからです。
最低限ギターに挿す方がスイッチクラフト製なら間違いなかろうと思ってストレート側でG&H製を試してみようと考えた次第。
ケーブルの被覆を剥いて必要なところをハンダ付けするだけです。
唯一気をつける点はハンダ付けする前にプラグの外側(スリーブとかいうんですか?)をケーブルに通しておくことですかね。
今回は使ってませんが、熱収縮チューブをかぶせる時も同様。
一応テスターでショートなどがないかを確認しました。
今回用意したケーブルは国産の定番らしいモガミ製ですが、これはメートル単価150円と、単純に安かったからです。
そもそもギターのジャックをスイッチクラフト製にしたのも米国から色々と部品を買う時に注文しやすかったからですしね。
エレキギターではシールドはもちろんのこと、内部配線の材質やらハンダの材質までオカルティックな話が色々とありますが、私にとってはまったくどうでもいい話。
ま、シールドはそれなりの太さと長さがあるので銘柄によって抵抗値などが違ってきそうですが、ギター内部の配線なんてどう頑張っても太さが1〜2ミリで長さが3〜40センチ程度じゃないの?
ましてやハンダの材質ってアンタ!
オーディオでもケーブル関係はオカルト話には事欠かない分野ですが、二重盲検法でもやってみろってんだコラ!
大体、それで良い音とかクソとか言っちゃってそんな拘りのギターを使ってアンタはどんな事が出来るのさアァン?
などとつい熱くなっちゃうのよね。
あ、そうそう、プラグの挿し具合はスイッチクラフトのプラグがカッチリ、G&Hのがあまり引っかかり無く抜き差し出来る感じでした。
見た目はG&Hの方がちょっと好みですかね。