久里浜発電(現行)。

2014年9月、So-Netブログより移行。

Squier JAZZMASTER 現状。

さて、数年前に色々いじったSquierの安ジャズマスターですが、その後また手を入れて2021年5月現在ではこんな風になってます。

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以前の状態はこんな感じでした。

ミニマル方向への改造から一転、ブリッジP.Uを増設してSSHな見た目の色々出来そうな感じにしてみました。単純に穴を開けてピックアップを増やしたのではなく、ピックガードを新規で作りました。

見た目はSSHですが、ネック及びセンターP.Uはシングルサイズハムバッカーなので実は3H。

でもこれらのピックアップ(ディマジオDP181&184)はそれほどパワフルではなく、私としてはノイズキャンセルできるシングルピックアップという認識です。

2つあるトグルスイッチは何が何でもストラトのレバースイッチを使いたくないが故の個人的こだわりです。

いや、ほんとに嫌なんですよあのスイッチ。今回のような3ピックアップ構成だとレバースイッチ使えば簡単に済みそうなんですが、あのカッチリしてないというか、大雑把な感じがどうにも受け入れ難いんですわ。

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で、2つの役割はトグル1がネックとセンターの組み合わせセレクトでトグル2がネック&センターペアとブリッジの組み合わせセレクト。

つまりトグル1でセレクトするネック&センターを1つのピックアップだと考えると、このギターは2ハムバッカー構成であると言えなくもない、と。

文章に書くとややこしいですが使えばすぐわかります。もっとも、私以外に使われる事はないでしょうけどね。

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ポット関係はネック&センターP.U共用ボリュームとブリッジP.Uボリュームの2Vでトーンコントロールは無し。ここ一年くらいボリュームポットの抵抗値をあれこれするのが面白くて、この場合はネック&センターP.U共用ポットが250kΩでブリッジP.U用ポットが300kΩ。

ハムバッカーに500kΩというのが一般的とされていますが、どうも元気がありすぎな気がして最近は300kΩをよく使います。とはいえ、最近はシングル、ハム問わずボリューム250kΩでトーンポットに500kΩという構成にするのが良いのでは?なんてことも考えたりしてます。

ちなみにブリッジP.UはダンカンSH-1カバードタイプの4芯でコイルスプリット出来るようにしてます。

スプリットする側のコイルは普通に配線図など検索するとネック寄りが生きる仕様が出てくるかと思いますが、今回はブリッジ側が生きるようにしてみました。

単純に一番端っこにあるコイルを鳴らした方がキャラが立つかなと思ったんですが、実際鳴らしてみるとややシャリシャリ感が強いような気もして、そんなにこだわらなくても良かったかなーなんて思ったり。

でもネック側のピックアップと組み合わせてクリアトーンで弾いたりすると結構爽やかで良い感じです。

今回の改修は必要に迫られたとかではなく、手持ちのギターに対してやれることがあるからやった的なアプローチですが、使ってみると結構オールジャンルO.K!みたいな汎用性があって気に入りました。

そもそも昔はSSHレイアウトのストラトとかとんでもなくダサいと思ってたんですが、自分から苦労してピックガード作ったりしてまでそんなギターにするなんて、人間歳をとると色々と変わってくるもんですなぁ。