愛媛・松山・9/22〜24
既に先月の話ですが愛媛県は松山に行ってきました。
2016年末に香川県を訪れ、それが私の初めての四国旅でしたが、風情のある街で好印象を持ち、今回は松山に行ってみようということになった次第。
朝飛行機に乗って松山空港に着き、とりあえずホテルに荷物を預けて街を散策してお昼。当初予定していたお店が激混みだったので手近なうどん屋さんにて。
伊予うどんの定義はよく知りませんが、ゆで卵の天ぷらなどが乗ったのを注文。麺もしっかりしててなかなか美味しかった。
こちらは冷やしなんとか。
炊き込みご飯が付いてます。
さてこれは松山の街並みですが、いよてつ高島屋に設置されている大観覧車くるりんからの眺めです。
今回の旅では乗り降りし放題の市内電車2Dayチケットを購入したのですが、そのおまけでこの大観覧車くるりんにも乗れたのです。
後日訪問予定の松山城も見えました。観覧車なんて日頃乗る機会がないので結構楽しかったです。
道後温泉。
趣深い道後温泉本館。
建物には入りませんでした。
要は銭湯なんですよね?
道後温泉商店街の入り口にある坊ちゃんからくり時計。
1時間ごとだか何時間おきだかは忘れましたが、決まった時間になると坊ちゃんの登場人物などが出てくるショータイムがあります。
櫓が1階分せり上がり、仕掛けが色々動きます。
ちょうど道後オンセナートというアートイベントをやっていて、そういう作品などを見たりしつつ本館界隈などを散策。
谷このみさんという方の展示前を通りかかってちょっと参加したり。
各所に設置された作品を見たり。
最近テレビで見かける前髪の鬱陶しい人の歌詞をタイポグラフィで。
夕食は"かめそば"なる焼きそばが有名なじゅんにて。
店内にはちょいちょい料理や酒に関する能書きがあり、店主のこだわりを感じます。
ビールなど飲みたいところでしたが、まだいくらか歩いたりするのでなんとなくやめておきました。
こちらがかめそば。白いのは鯖節。
鯖節の下はこんな感じ。
食感が変わってて、もっちりした麺にちょっと油で揚げたようなカリカリ感があり、一口食べて「うまいっ!」と膝を打つような美味しさではなく、食べ進むにつれジワジワくる感じですかね。写真が無いですがおでんも美味しかったです。
こう言うのも誠に失礼ですが、意外にもお店のホームページがありました。
こう言うのも誠に失礼ですが、意外にちゃんとしたページでびっくりしました。
ブログが私的にちょっとツボでした。
さて翌日は松山城。
お城まではロープゥエイなどで行きます。
ロープウェイとリフトが同じ料金ですが、お天気も良いのでリフトを選択。
リフトってのも日頃乗らないですね。
香川県丸亀城とは現存12天守仲間ですが、小さな丸亀城に対してこちらはなかなか立派です。
天守から街を望む。
松山城を離れてこちらは市内を走る坊ちゃん列車。
見た目はSLですがディーゼルエンジンだそうです。
地元鉄道、伊予鉄が運行していますが、松山市内は路面電車、バス、そして通常の鉄道がほぼ伊予鉄カラー(オレンジ)で走っていてかなりポップな印象でした。
公共の乗り物は大体こんな色。
その坊ちゃん列車の客車が展示されている、ここは子規堂。
正岡子規が17歳まで過ごした住居を復元したとのこと。
外から見たらなにやら狭いところに色々詰め込んだような印象。
室内は子規に関する資料などの展示。
子規が松山中学入学後に増築してもらったという勉強部屋も再現。
13歳にして書斎を持ち櫻亭仙人なんて雅号を名乗る。
娯楽や社会的背景が現在とは異なるとはいえ、なんとも渋いっすねぇ。
さて、昼食。
鯛めしを食べようと駅近のお店に行ってみたら長蛇の列で諦め、周辺を歩いてこのお店を見つけました。
鯛めし。
"活き鯛めし"ということで、いわゆる炊き込みご飯のような鯛めしとはちょっと違います。
ゴージャス卵かけご飯鯛トッピングってところですかね。鯛もその他も実に美味しかったです。
こちらは松山鮓セット。もぶり寿司ともいうそうな。詳しくはググってちょうだい。
場所は変わって秋山兄弟生誕地を訪ねます。
この人は秋山好古さん。
そしてこちらは秋山真之さん。
ここは司馬遼太郎著・「坂の上の雲」で描かれる秋山兄弟の生誕地。
今回の旅は以前訪れた香川県高松市などの印象が良かったことから四国旅行第二弾として企画が始まったのですが、松山所縁の小説として坂の上の雲を読んでみようということになり、そこから秋山兄弟と正岡子規に興味が湧いてこのような場所を巡っています。
子規については先に子規堂に行ってますが、こちらは道後にある正岡子規博物館にて。
入り口には雑誌、ホトトギスの表紙ロゴを模した引き戸が設置されており、開館時は2枚が重なって分かりづらいですが、閉館時にはちゃんと「ホトトギス」と読めます。
外壁に掛けられた句は時々替わってるようです。
食いしん坊だったんですってね子規さん。
夕食はどうするかと街をウロウロしてみたのですが今ひとつ決めかねてiPhone様にお伺いをたててみたところ、良さそうなラーメン屋が出て来たので店まで行ったらなんと貸切で不可。でも気分的にラーメンになっていたので他のラーメン屋を探したら近くあったのがこちらの店。
入り口を入るとなんと飲食スペースはエアストリームのキャンピングカーを改装したものでした。
いやぁ、生きてるうちにエアストリームに乗れるとは思ってなかったっすよ。いや、死後気軽に乗れるのかといえばそんな訳でもないんですが。
もっとも、中はがらんどうで何でもないんですけどね。それなりに有名人が来店してるようなサイン群。
餃子と
ラーメン(あっさり)。
ラーメン(こってり)。
餃子もラーメンも美味しかったです。
適当に探してこういう店に行き当たれるとはスマホ様様ですな。
ホテルにて夜食。というかつまみ。
ポンスパークリングってお土産屋などで見かけて後で買おうと思ったらコンビニでは売ってないんですよ。
購入時に「スパークリングですがよろしいですか?」と確認されました。
そうそう、お土産屋と空港にポンジュースがでる蛇口がありました。
おや、今気付きましたが"ポンジュース"じゃなくて"みかんジュース"と書いてありますね。ポンジュース使ってないのかしら。
最終日。
愛媛県庁に展示されているみきゃん公用車。
反対側はまた違う絵柄です。
みきゃん可愛いっすねぇ。
ホテルの近くにあってずっと気になってた労研饅頭(ろうけんまんとう)。
色々な味がありますがまぁ蒸しパンです。
酵母菌を使っているというのがミソらしいっす。
これはよもぎつぶあん。昔食べたなぁって気分になるのが不思議。
ドラマ化されたりしたとはいえ、1作品だけでミュージアムを建てて運営できるとは大したものです。
この階段は一番力がかかる所に柱を使ってないのが見どころなんだそうです。
展示内容は結構見ごたえがあって面白かったです。
欧羅巴の風景のようですね。
その萬翠荘内部。
コスプレ撮影なんかに需要高そうです。
高松に続いて松山も素敵なところでした。
四国いいですねぇ。