auからNMPでMVNO
タイトルのこういう文字列から何の話だか理解できる人が少なからずいるわけですから、まぁ自動車が空を飛んでなくても誰一人銀色の全身タイツを着てなくても21世紀になってそれなりに時代は進んでるって気がしなくもないですね。
そもそも私は携帯電話を持ったのが遅くて、世間で結構普及してから使い始めたのですが、最初からずっとau一筋で今年でかれこれ12年くらいでした。
音声通話もほとんどしないし暇があれば携帯いじってるようなタイプではないのでガラケーの頃は毎月1200円程度の維持費で済んでおり、そこからスマホになった途端に月々5700円とかになって便利は便利だけどちょっと理不尽さを感じておりました。
そこで昨今活況を呈しつつあるいわゆる格安SIMについて調べてみたところ、iijのみおふぉんってのが音声通話つきプランを始めたのでNMPでこれまでの電話番号を維持できて、結構評判が良さそうです。
早速エクセルで表を作って今から24か月後までの携帯維持費を比べてみたところ、新たな端末を購入してauの2年縛り違約金を払っても2年後には元がとれるという結論に達したのでした。
というわけでこれまた最近Appleが直接販売を始めたSIMロックフリーのiPhone5sをアップルストアから購入。
ちなみに16GBモデルです。
↑左の白いのがこれまでauで使ってたiPhone5(16GB)、右が今回購入した5s。
液晶保護フィルムは新しいのを買いましたがケースは流用出来てちょっとお得感がありました。
みおふぉんのプランはミニマムスタートプランで月額1,728円。
当初は月額2,397.6円でデータ上限2GBのライトスタートプランにしようと思ってましたが、いつでもプランは変えられるようだし、とりあえず様子見で最安プランにしました。
私の携帯使用状況はといえば、家と職場にWiFi環境があり、モバイル回線については朝の通勤ではほとんどスマホを使うことはなく、帰りの電車でニュースなどのテキスト主体のページを閲覧しつつ帰るメールとか、電車が止まったり遅れたりしたときには随時情報をチェックする程度です。
3GやLTEの回線で動画や音楽のストリーミング視聴はまずしません。
今回のキャリア移行に先立ってauでパケット定額の時からDataWizなるアプリでどの程度データ通信してるのかをチェックしてますが今のところ上限1GBで収まりそうです。
音声通話に関してはとにかく自分から携帯で電話をかけることは滅多にないし、WiFi環境下なら無料でFacetimeとかSkypeとかも使えるし、どうしてもって時のためにSmartalkというIP電話アプリを入れてあります。
とにかくこれからは毎月4千円近く固定費用が浮くかと思うと精神衛生上でもまことに結構なことです。
ところでauを解約するにあたってはこれまでの利用期間でたまったポイントも消滅してしまうので事前に商品に交換しておきました。
約1年前に機種変してポイントを使ったこともあり、解約前までにたまったポイントは2100ちょい。
ポイントでもらえる品物を見るとどれもパッとしなかったので炭酸水を選びました。
ネットで調べると2000円しない感じです。
自分でいうのもなんですが、10年以上付き合ってきた上客に対してこれで終わりですよ。
しかもポイントのことをうっかり忘れてれば品物に交換することもなく権利が消滅して違約金だけを搾り取るのです。
2年後、あるいはもっと短期で出ていく乞食共には尻尾をブンブン振って金品をばら撒いてるくせに!
日本の携帯電話料金のシステムの特異性はよくいわれてきましたが、企業から見て本来最も信頼、優遇すべき長期契約顧客がぞんざいに扱われる状況はまさしく正直者が馬鹿を見ているわけです。
ま、とにかく今後も色々と変わっていくでしょうから数年後にはまた大手キャリアを使っているかもしれませんがね。
多くの人々にとって適正かつ快適な未来が来ることを望んでおります。