アリアのベース
最近なぜかベースを弾きたい欲求が高まってまして、ずっとしまいっぱなしで部屋の片隅に放置されていたベースを引っ張り出してみました。
Aria Pro IIのPRB-80 Precede Bassという機種です。
これを購入したのはかれこれ二十数年前、御茶ノ水のクロサワ楽器だったか、その辺の店で新品でした。型番からして定価が8万円くらいだと思います。
なぜこのベースを選んだのかは今となっては思い出せませんが、ちゃんと試奏もしたし、その時の他の機種より気に入ったのは間違いないでしょう。
しかしこのベース全然情報がないんですよね。
Aria Pro IIではPrecedeシリーズとしてヘッドが同型でボディシェイプがちょっとテレキャスっぽいギターも発売してましたが、そちらが若干引っかかる程度であとは海外のユーザーがあげてるYoutube動画とかロシアの楽器屋とか。
ぼんやりと記憶を辿るとAria Pro IIではこの機種のすぐ後にIntegraというシリーズを出してそれなりに売れてたような気がします。
さて私のPRB-80。
ギターの方はテレキャスっぽいのにベースは普通のダブルカッタウェイタイプであまり特徴がないですね。
いっそのことベースもテレキャスっぽくした方が人気が出たかも。
とはいえ、小ぶりなのでベースとしてはさほど重くなくて使い勝手は良いです。
表面にウジャウジャある模様はある日ふと思い立って金銀のマーカーで手描きしたもので本来のボディカラーは黒。
コントロールは1ボリュームに2トーン(トレブル&ベース)と2ピックアップのバランサー。
アクティブサーキット搭載なのでトレブルとベースはそれぞれブースト&カットです。
ピックアップはいわゆるPJタイプですな。
ネックはプレートレスボルトオンジョイントで裏側はハイポジションを弾きやすくする為らしい加工。
その下にちらっと見えているのは私が貼ったステッカー。
ブリッジ。
いや汚いわー。錆びてるし。
コマをネジ止めして動かないようにするガッチリしたタイプです。
弦は標準で裏通しですがブリッジ後部から通すことも可能なようです。
ロングスケールなのでテンションが気になる人はブリッジ後部から通すとか1,2弦はブリッジ後ろで3,4弦は裏通しとか、凝った事をしてみるのもいいかもしれません。
私はしませんが。
コントロールキャビティの蓋にメッセージと誰かのサイン。
"こいつの価値が分かって楽しんでくれるプロフェッショナルかつ先進的なプレイヤーの為にデザインしたぜ!"
ってとこですかね。
しかしこのサイン誰?
現役で使っていた頃からジャックの接触が良くなくてシールドを挿し直したりグリグリ回したりしてごまかしてましたが、今回その辺も修理しようと思い立ち、このキャビティパネルを開けようとしたらネジが固着してるのか全然回せなくなってました。
幸いポットはどれも固着しておらずガリもないので以前のようにシールドをごにょごにょすれば音はでます。
が、しかし。
このベースはアクティブサーキット搭載なので電池もこの中に入ってますが、それが交換できません。
さすがにもう電池は切れていると思いますが、それでも音が出るのがちょっと不思議。
まぁとりあえず音が出るのは有り難いですが、やはりすっきりしないのでネジをどうにかしてジャックを交換したいところです。
千葉・木更津、袖ヶ浦他
袖ヶ浦公園という所が猫で有名だそうで、その辺含めて軽くドライブ旅に行ってきました。
最近千葉方面へはフェリーを使ってましたが、今回行きはアクアラインを走ってみました。
当然ながらフェリーと違って道中ずっと運転しなければなりませんが、それでも1時間半も走れば木更津に着き、三井アウトレットパークへ。
フードコートで評判の松戸富田製麺で中華そばと濃厚中華そば味玉入り。
中華そばは昔ながらのシンプルな味で濃厚の方は魚粉などがふんだんに使われている様子。
スープも濃厚でドロッとまではいかないまでもそれなりに粘度が高いのですが、魚粉濃度が高いせいなのかトンコツなどの成分ゆえなのかは分かりません。
食べ終わる頃には普通の中華そばの方が好ましく思えてきましたがどちらも美味しかったです。
次は人気No.1らしいつけ麺を食べてみたいです。
食後のデザートにマザー牧場のソフトクリーム、バニラ抹茶ミックス。
まぁ、マザー牧場の味なのかどうかは分かりませんが美味しかったですよ。
さて、アウトレットパークから車を走らせ袖ヶ浦公園へ。
早速一匹目に遭遇。
全然逃げないおっとりさん。
ここは公園としても広いし池には水鳥もいるし、郷土史的な展示もあって思いがけず楽しめる所でした。
近所にあると良さそうですな。
カモっす。
ガチョウっす。
茂みの中に毛づくろいする猫ちゃんを発見。
ここで出会ったほとんどの猫たちは避妊去勢済みを示す耳欠けでした。
管理が行き届いていて素晴らしいとも思えますが、そもそも猫を捨てるなんて行動がなければ全く不要な努力でもある訳です。
生き物は最後まで責任もって飼いましょうよほんとに。
黒ちゃん。
ちょこちょこついてきたキジトラ。
基本的に人から餌をもらっているからか、逃げる猫ちゃんはほとんどいませんでした。
公園内には竪穴式住居のレプリカもあり。
ボサボサ他。
くしゃみ出そうで出ない……みたいな表情。
爪とぎ。
ネットの情報によると猫だらけみたいな様子かと思っていたのですが、日によるのか時間によるのか、はたまたボランティアの皆さんの努力が効いてきたのか、それほど猫が沢山いる印象は受けませんでした。
でもほんとに公園として良い所でしたから、またそのうち訪れてみたいですね。
場所は変わってこれはホテル付近を散策していて通りかかった駐車場での一枚。
車止めが犬の形で左右対になってました。
こういうの今まで見たことなかったですが、なかなか良いアイディアですね。
多分商用の駐車場に大量に設置するには割高なんでしょう。
個人宅なんかには意外とあるのかもしれません。
木更津駅。
駅周辺には何もない、というと失礼ですが何もない。
そんな何もない木更津駅前で一人気を吐く逆さ狸、キヌタ君。
近所に童謡「證誠寺の狸囃子」のモデルになった證誠寺というお寺があって、その兼ね合いで誕生したらしいのですが、この像以外特に盛り上げようともしてないようでなんとも残念です。
さて翌日。
前日フードコートにしか行かなかった三井アウトレットパークで買い物などして時間を調整し、竹岡式ラーメンの有名店、というかほぼ元祖の梅乃家へ。
竹岡式ラーメンとはチャーシューの煮汁を麺のゆで汁で割っただけのスープに乾麺とチャーシュー、そして刻み玉ねぎというシンプルなものだそう。
乾麺だからといえばそれまでですが、それにしてもなんか既に麺が伸びきってるようなモソモソ感で個人的にはイマイチでしたね。
もっとも、じゃあマズいのかと問われればそうでもない。
マズウマの美学っていうんですかね。
思うにこれをラーメンだと思うから納得いかないのであって、麺も玉ねぎもスープも、全てはチャーシューを食べる為のおまけだと考えれば丸く収まるんじゃないかと。
とはいえ、私にはチャーシューの味も醤油のしょっぱさがやや強すぎるように感じますが、近所に住んでれば、たまに行ってビールと一緒に頼むと風情があって良さそうな気がします。
帰りはフェリーでラクチン。
ソフトクリームも食べられるし。
今回は何となくストロベリーミックス。
原鉄道模型博物館
横浜にある原鉄道模型博物館に行ってきました。
タウン誌かなんかでたまたま台湾の鉄道展をやるという記事を見て、おお、こんな博物館があったのかと興味を持った次第です。
観光地なんかによくある小さな趣味的スペース程度だと思っていたらかなり立派な施設でした。
この博物館の名前にもある原さんとは鉄道模型では世界的に有名な人だそうで、安易な言葉を使えば鉄ヲタな訳ですが、館内を進むほどに圧倒されるというか、もはや呆れるしかない世界が広がっていました。
車輪のカバーが面白いと思ったらブッフリ式って駆動形式なんですって。
TEEことトランスヨーロッパエキスプレス。
Meet Iggy Pop and David Bowie♪
やや見づらいかもしれませんがシェイ式という直立シリンダーとドライブシャフト(?)が外から見える駆動方式のSL。
原氏が1968年に台湾で撮った動画などが上映されていて、実際動いているのを見るとなんともダイナミックでカッコよかったです。
スチームパンクものに出すなら絶対シェイ式っすよ。
原さんの模型は1番ゲージという規格だそうで、その規格では世界最大規模らしいジオラマ。
かつてNゲージのブームがあって、鉄道模型とはそういうサイズだと思っていたのでこの大きさの車両とジオラマは迫力あります。
びゅーん。
奥の崖にはカモシカ(?)とか。
あちこちに遊びがあるようです。
ジオラマには朝から夜までの時間の変化もあり、(ジオラマ内で)夜になると車両の窓に灯りがともります。
なぜかそういう写真がありませんが。
横浜のジオラマも別室にあり。
展示してある模型は勿論素晴らしい完成度なのですが、それよりも原さんの鉄道好きのよっぽどさ加減に感服しました。
さて話は変わって昼食。
久々に中華街に足を延ばして山東へ。
ココナッツ風味のタレでいただく水餃子が有名だそうで。
皮がもっちりしてなかなか食べごたえありました。
ココナッツダレは面白い風味。
これ何麺だっけ?
見た目はすごくうまそうだし食べてもまぁうまいんですが、日本のラーメンの麺だったら多分もっとうまかったような……。
XO醤炒飯
なぜか今まであまり中華屋さんで炒飯を頼んだ事がないのでオーダーしてみました。
パラッとしてて美味しかったです。
中華街をちょっとブラブラ。
びょ~ん。
春節の名残ですかね。
Rejoice in the Sun
昨日インターステラーって映画を観ましてね。
一昨年公開の作品で何をいまさら、オデッセイの間違いじゃないの?とか言われそうなほど出遅れてますが、まぁそこはそれ。
いやぁ、面白かったですよインターステラー。
いくらでも派手に出来そうなところをひたすらコツコツと積み上げる感じにも好感が持てました。
ところで劇中登場して大活躍の人工知能搭載ロボットTARSとCASE(とKIPP)ってサイレントランニングのドローンへのオマージュじゃない?ってな訳で数か月前にカバーしたサイレントランニングのメインテーマ"Rejoice in the Sun"を↓
昨今機械歌唱といえばボカロですが、私は古いタイプの人間なのでMacに歌詞を喋ってもらってReasonのボコーダーで音程をつけています。
ちなみにオリジナルはこちら↓
「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」展@ICC
フレッツ光メンバーズクラブのプレゼントに当って「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」展に行ってきました。
場所はICCことNTTインターコミュニケーション・センターです。
ICCは東京オペラシティタワー4Fにあるアート&サイエンスに関わる情報発信スペースらしいっす。初めて行きましたがなかなか素敵な空間でした。
残念ながら展示については写真撮影不可なのでここでは何も貼れませんが、幸いトレイラーがありました。
ずっと見てるといつの間にか時間が経ってるようなジワジワ来る作品でした。
さて、せっかく東京まで足を伸ばしたのでもう一つお楽しみ。
笹塚のイタリアン、キャンティにて昼食。
店の正面、庇の上にも乗っかってるソフトシェルクラブと
ビーフシチュー。ややピンぼけで失礼。
ソフトシェルクラブはサクサク、ビーフシチューのビーフはトロトロでどちらも大変美味しかったです。
それからこの店はサラダのドレッシングが評判だそうで、確かにそれだけで料理が成り立つような美味しさでした。
お値段もリーズナブルで素敵。
デザートにティラミスとミルフィーユ。
これも美味しかった。
こんな店がうちの近所にもあればいいのに。