原鉄道模型博物館
横浜にある原鉄道模型博物館に行ってきました。
タウン誌かなんかでたまたま台湾の鉄道展をやるという記事を見て、おお、こんな博物館があったのかと興味を持った次第です。
観光地なんかによくある小さな趣味的スペース程度だと思っていたらかなり立派な施設でした。
この博物館の名前にもある原さんとは鉄道模型では世界的に有名な人だそうで、安易な言葉を使えば鉄ヲタな訳ですが、館内を進むほどに圧倒されるというか、もはや呆れるしかない世界が広がっていました。
車輪のカバーが面白いと思ったらブッフリ式って駆動形式なんですって。
TEEことトランスヨーロッパエキスプレス。
Meet Iggy Pop and David Bowie♪
やや見づらいかもしれませんがシェイ式という直立シリンダーとドライブシャフト(?)が外から見える駆動方式のSL。
原氏が1968年に台湾で撮った動画などが上映されていて、実際動いているのを見るとなんともダイナミックでカッコよかったです。
スチームパンクものに出すなら絶対シェイ式っすよ。
原さんの模型は1番ゲージという規格だそうで、その規格では世界最大規模らしいジオラマ。
かつてNゲージのブームがあって、鉄道模型とはそういうサイズだと思っていたのでこの大きさの車両とジオラマは迫力あります。
びゅーん。
奥の崖にはカモシカ(?)とか。
あちこちに遊びがあるようです。
ジオラマには朝から夜までの時間の変化もあり、(ジオラマ内で)夜になると車両の窓に灯りがともります。
なぜかそういう写真がありませんが。
横浜のジオラマも別室にあり。
展示してある模型は勿論素晴らしい完成度なのですが、それよりも原さんの鉄道好きのよっぽどさ加減に感服しました。
さて話は変わって昼食。
久々に中華街に足を延ばして山東へ。
ココナッツ風味のタレでいただく水餃子が有名だそうで。
皮がもっちりしてなかなか食べごたえありました。
ココナッツダレは面白い風味。
これ何麺だっけ?
見た目はすごくうまそうだし食べてもまぁうまいんですが、日本のラーメンの麺だったら多分もっとうまかったような……。
XO醤炒飯
なぜか今まであまり中華屋さんで炒飯を頼んだ事がないのでオーダーしてみました。
パラッとしてて美味しかったです。
中華街をちょっとブラブラ。
びょ~ん。
春節の名残ですかね。
Rejoice in the Sun
昨日インターステラーって映画を観ましてね。
一昨年公開の作品で何をいまさら、オデッセイの間違いじゃないの?とか言われそうなほど出遅れてますが、まぁそこはそれ。
いやぁ、面白かったですよインターステラー。
いくらでも派手に出来そうなところをひたすらコツコツと積み上げる感じにも好感が持てました。
ところで劇中登場して大活躍の人工知能搭載ロボットTARSとCASE(とKIPP)ってサイレントランニングのドローンへのオマージュじゃない?ってな訳で数か月前にカバーしたサイレントランニングのメインテーマ"Rejoice in the Sun"を↓
昨今機械歌唱といえばボカロですが、私は古いタイプの人間なのでMacに歌詞を喋ってもらってReasonのボコーダーで音程をつけています。
ちなみにオリジナルはこちら↓
「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」展@ICC
フレッツ光メンバーズクラブのプレゼントに当って「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」展に行ってきました。
場所はICCことNTTインターコミュニケーション・センターです。
ICCは東京オペラシティタワー4Fにあるアート&サイエンスに関わる情報発信スペースらしいっす。初めて行きましたがなかなか素敵な空間でした。
残念ながら展示については写真撮影不可なのでここでは何も貼れませんが、幸いトレイラーがありました。
ずっと見てるといつの間にか時間が経ってるようなジワジワ来る作品でした。
さて、せっかく東京まで足を伸ばしたのでもう一つお楽しみ。
笹塚のイタリアン、キャンティにて昼食。
店の正面、庇の上にも乗っかってるソフトシェルクラブと
ビーフシチュー。ややピンぼけで失礼。
ソフトシェルクラブはサクサク、ビーフシチューのビーフはトロトロでどちらも大変美味しかったです。
それからこの店はサラダのドレッシングが評判だそうで、確かにそれだけで料理が成り立つような美味しさでした。
お値段もリーズナブルで素敵。
デザートにティラミスとミルフィーユ。
これも美味しかった。
こんな店がうちの近所にもあればいいのに。
名古屋2016
2年ぶりくらいで名古屋に行ってきました。
新幹線に乗れば新横浜の次の駅ですからあっという間です。
今回の主な目的は台湾まぜそば。
ここが元祖だそうですが大変な人気店で1時間半くらい並びましたが最初から並ぶのを覚悟していたのと暖冬で助かりました。
普段はどんなに旨かろうと30分以上並びたくありませんが、まぁ旅だし。
そしてようやく出会えた元祖台湾まぜそば。
これを豪快にまぜまぜして食べます。
台湾と名のつく所以の台湾ミンチこと鷹の爪たっぷりのひき肉が思った以上に辛くて行列で冷え切った体も一気に温まります。
その他大量のニンニク、ネギ、ニラなども一丸となって食べている間は無闇にテンションが上がります。
間違いなく旨いのですが、考えてみればこの材料でそうそう不味い訳がないし、市販の生麺を使って自分でそれらしいものを作ってもそれなりの味にはなりそうです。
近所にあって並ばすに食べられるならリピートしますが、次にまた1時間並んで食べたいかと問われればもういいかなって感じですかね。
そうそう、店長の趣味なのか店内ではずーっとサザンの曲が結構な音量で流れてましたがあれも個人的にはゲンナリポイントでした。
さて食後はあおなみ線でリニア・鉄道館へ向かいます。
乗客もまばらな車内からは珍しい工業施設などが眺められて意外と楽しい道のりでした。
1月9日でしたがまだ門松も飾られてました。
館内には新幹線を中心にかつて第一線で働いた車両たちが展示されています。
昔の車両もまた趣深いですね。
そしてリニア実験車両。
営業運転する車両がどんな風になるのか分かりませんが、ライトが左右に2つないってのに違和感。地上を走る乗り物においてライトはしばしば目に例えられますが、その目がないあたりが無慈悲な感じでいいっすね。
一方こちらはSL C62の運転台。
配管なんかは1台ごとに微妙に違うはずだし、もしかしたら修理やアップデートなどを繰り返して最初に製造された時点とは別物になってたりして……なんて想像を巡らせちゃうカッコ良さ。
ドクターイエロー初めて見ました。
0系ですが。
ジオラマコーナーもあり。
着いたのが遅かった事もあり、外に出ると暗くなってました。
綺麗な夕焼けにモダンな建物が映えますな。
昼の台湾まぜそばが思いの外ズッシリきたので夕食はホテル近くで買ったもので軽く済ませ、デザートを食べて初日は終了。
翌日はノリタケの森へ。
以前にも来ようかと思ったことはありましたがなんとなく見送っていて今回初めての訪問です。
赤レンガの建物には冬枯れた木も味わい深いものです。
ノリタケといえば高級食器のイメージでしたが、本業を極める過程での技術開発を様々な分野に応用して総合工業企業に発展しているんですな。
ノリタケブランドの砥石とか
義歯とか
バイク用のタンクやヘルメットの塗装とか。
おっとこれはユッキーモデルじゃないの。
以前にも訪れたスパゲティハウスチャオの、以前入ったのとは別の店であんかけスパ白身魚トッピングと
ナポリタン目玉焼きトッピング
あんかけの方は以前食べた時よりあれ?って感じでしたがナポリタンは鉄板に乗っていてずっと熱々だったせいか非常に美味しかったです。
注文の際に目玉焼きトッピングというとお店の方から「下にも卵焼きを敷いてますが大丈夫ですか?」と念を押されました。
いいんですよ卵大好きですからふふ。
さて今回の名古屋旅一番のイベントはなばなの里ウィンターイルミネーション。
という訳で昼食後ホテルに帰ってしばし休憩し、日が暮れてから出掛けました。
なぜかピーターラビットがお出迎え。
ちなみに我々が宿泊している名古屋から近鉄電車&バスを乗り継いで行きますが、その電車&バス料金に加えて1000円分の金券が付いたチケットを購入しました。
1000円分の金券と言っても使えるのはなばなの里内にある料理屋とお土産屋なのでそれほど使い勝手は良くありません。実質的には1000円分前払いしてるだけですね。
入ってすぐに広がる青色LEDの広場は平衡感覚がおかしくなりそうでした。
里内の木もLEDまみれ。
赤いライトはちょっとおどろおどろしいですな。
光のトンネル。
入り口付近では頭上に広がる無数の光に圧倒されましたが終盤になると普通に明るいトンネルを歩いてるだけの感覚になりました。
人間ってすぐ適応できるもんですねー。
なぜかは知りませんがメインステージはアルプスの少女ハイジの世界。
遠くの山は最近主流のプロジェクションマッピングではなくLEDによるいわば目の粗いディスプレイ。
ハイジがブランコに乗ったりペーターやユキちゃんと斜面を登ったり、またアルプスの風景も変化します。
帰りは青いトンネル。
いやはや、青一色はキツいっすよ。
実物より写真に撮って見る方がもしかしたら一番綺麗かも。
寒くないし。
里内の食事処はどこもいっぱいで1時間以上待つはめになりました。
さっさと帰ってホテル周辺などで食事をした方が良いのですが、腹も減ったし何より金券をここで使わねば無駄になってしまう!ということでようやく席について天ぷらきしめんと
鶏南蛮きしめん。
鶏南蛮はまさかこんな具沢山だとは思ってなくてビックリ。
食べてる途中で気付きましたが天ぷらきしめんとはダシが違ってこちらは関西風、天ぷらの方は関東風でした。
きしめんだから名古屋風でいいと思いますがなぜでしょう?
おいしさとしてはどちらも普通。
なんかパッとしない事ばっかり書いてますが楽しかったですよなばなの里。
でも一度見たからもういいかな。
さて最終日、新幹線に乗る前に昼食。
卵沢山の親子丼。
そして手羽先と味噌カツ串。
少々甘すぎな気もしなくもなかったですが名古屋コーチンの親子丼美味しかったです。
白いのはコラーゲンたっぷりの汁物。
手羽先と味噌カツもグー。
今回は緩めの日程で比較的ダラっと過ごしましたがこれもまた良し。
手頃な異文化圏名古屋、またちょこちょこ行きたいっすね。