横浜トリエンナーレ2014
3年に一度開かれるアートイベント、横浜トリエンナーレに行ってきました。
これはトリエンナーレとは関係ありませんが、最寄りのみなとみらい駅ではピカチュウ大量発生チュウというイベントをやっていて街のそこかしこにこのピカチュウグッズを持った人がいました。
さてメイン会場の横浜美術館。
前回は美術館前にもうちょっと展示があったような気がします。
ほー。
これは見た目ゴム風船ですがブロンズだそう。
お手を触れないでくださいと注意書きがあったのですが、こういう意外性のある作品は触れるようにした方がいいような気がします。
今回のテーマは 「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」。
華氏451とはブラッドベリの小説、華氏451度からだそうで。
美術館に入ってすぐに設置されている巨大ゴミ箱(という設定の展示)。
有名無名問わず、自作のアート作品の”失敗作”をここに捨ててくださいということでなんとなくアートっぽいものやら漫画の原画らしきものなどが入っていました。
この写真を撮って他の展示を見ているときに大きな音がして、何かと思っていましたが帰りにふとこのゴミ箱を見ると大きな不動明王みたいなのが捨てられていました。
世の中にはいろんな人がいるものです。
高校の文化祭なんかにありそうな手書きレタリングとか
なんかこんなのとか、例によってゴミとしか思えないものもあれば
ちょっとカッコいい感じのものもあり。
実際に作者の意図を汲めているかはさておき、比較的分かりやすい感じ。
穴の開いた鏡で仕切られたテニスコート。
仕切りの反対側には法廷(コート)を模した展示があり、同じコートでも大違いということでしょうか。
で、コートの先には檻があると。
上階からエントランス方向の眺め。
リアルでもないし芸術的デフォルメをされているわけでもないカラス像。
Meat is Murderって感じ?
ガンジーっぽい人の頭頂から赤い液体がじゃぶじゃぶ流れる作品。
お釈迦様に甘茶をかける行事にかけているのか、血液をあらわしているのか、はたまた全然違う何かかどうかは説明を読んでいないのでわかりません。
チケットは1会場につき1日有効なのでそのうち新港ピア会場の方を見に行きたいと思っております。