清水。
既に先月のことになってしまいましたが静岡県は清水区へ行ってきました。
今回のメインイベントは東海大学海洋学部博物館ですが、その前に昼食を評判の良いベトナム料理の店タンフンにて。
住宅街にあって、初めてだと少々見つけにくい場所かもしれません。
我々が到着した時にはお昼時だったこともあり、店内は満席だったのですが、こちらでよかったらと通されたのがこの部屋。
なんだか実家に帰った時の写真みたいですが、ほんとに普通の家庭の普通の部屋です。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、写真右下には余ったご飯がどんぶりに盛られ、ちょっとこぼれたりもしてます。
違うアングルから。
ちなみに缶の飲み物はマンゴージュース。
右のコップに入っているのは席に着いた時に出してくれたお茶です。
店で使う食材などが並んでいます。
繁盛店のようなので、少しでも多くのお客を待たせないよう、しばしばこの部屋が使われているのでしょう。家庭料理を家庭の雰囲気で味わえる、ある意味正しい環境ですな。
店が普通の住宅街にあるので外で客を待たせるのは苦情の種になりかねず、宜しくないという判断からかもしれません。
並んだ食材などを眺めつつしばらく待っていると学校から帰ってきた娘さんが制服のまま料理を運んでくれました。
セットメニューで付いてくる揚げ春巻きと生春巻き。
揚げはカリカリ、生はもちもちでどちらも美味しかったです。
ベトナム風お好み焼きといわれるバインセオ。
皮は肉厚でジューシー。食べ応えあります。
牛肉のフォー。
うっかり唐辛子を入れすぎて若干辛かったですが美味しかったです。
店の入り口ではなく、普通に住宅の玄関から入ってこの部屋で食事をし、また玄関から送り出されたので気分は近所のベトナムの方にお招きいただいたって感じでした。
それはそれで面白い経験ができて良かったです。
さて東海大学海洋科学博物館。
なかなかレトロな雰囲気。
クマノミとか
おひょうとか。
安いエンガワはおひょうのものが多いとか。
大きいから沢山とれそうですしね。
クジラの骨格標本なども迫力あります。
昔ならそれなりの規模だったかもしれない水槽ですが今となっては地味な感じ。
でもサメとかエイとかが泳いでて見応えはあります。
こちらはメカニマルと呼ばれる機械の展示。
これは見ての通りカニ型ですが複数のメカニマルが展示されていてほとんどがリモコンで操作できます。
私が小学校くらいの時に学研がメカモという動物の動きを模したメカニマル組立キットのシリーズを販売していて、当時工作少年だった私は随分と憧れていたものです。
メカモのメカモたる機種は大変高価で手が届かず、エントリーモデルのカエルメカを買ってもらった記憶があります。
泳ぐメカニマルの展示。
泳ぐタイプも数種類あり、お姉さんが動かすメカごとに手元の有線リモコンをささっと繋ぎ換えて手動で操作していました。
そう、昔はリモコンといえば有線、現代の意味とはやや異なる"ワイヤード"ですよ。
電子ではなく電気、そしてモーターと歯車。
ロマンっすなぁ。
その他模型を使った津波の実験なども見られます。
津波については3.11の震災後数年経った今も展示内容が1983年の日本海中部地震だったりするので、海洋学部だしその辺はアップデートした方がいいのではとも思いました。
同じ敷地内にある自然史博物館も見学。
恐竜の迫力ある骨格標本などが見ものです。
ディプロドクスは首が長くて写真に納まらない。
マンモス。
死神が跨って空を飛んでそうなオオツノジカ。
昔の動物は牙やら角やらが大きくて大変そうですね。
近所なので三保の松原へ。
夕方でお天気もイマイチだったのが残念でした。
この写真だとただの砂浜ですな。
何か温かいものが食べたくてもう閉店準備を始めていた売店にてしらすまんを購入。
味はしらすかなぁ?って感じでしたが、二人でこんなのを1個買っただけの我々にお茶も付けてくれて有り難かったです。
翌日は日本平へ
とりあえず初日よりは良いお天気。
ロープウェイに乗るつもりでしたが激混みだったのでやめました。
帰りに御殿場のアウトレットに寄るつもりでしたがなんとなく面倒になってそれもキャンセル。
3月はずっと忙しかったせいか運転してもすぐに腰が痛くなり、ちょこちょこPAやSAで休みながら帰りましたとさ。
世界ネコ歩き写真展@放送ライブラリー
横浜の放送ライブラリーにて開催中の世界ネコ歩き写真展を見てきました。
1991年開館だそうですが、このような施設が横浜にあるとは知りませんでした。
放送ライブラリーは更に横浜情報文化センターという建物の中にあり、建物1階には巨大な輪転機が鎮座しています。
新年ということで各種新聞の元日号が展示されていました。
エレベーターで放送ライブラリーへ。
ネコ歩き展についても放送ライブラリーの展示についても写真撮影不可なので入り口だけ。
放送ライブラリーの展示はほぼ無料で見学、体験でき、中々興味深い内容で結構楽しめました。
ネコ歩き写真展は番組で紹介されたネコたちの写真が大判で楽しめます。
展示としては小規模だし、基本的には番組で目にしたことがある映像ですが、無料だしネコちゃんはいつ見ても和むのでお近くで開催されるようならお勧めです。
その後は中華街へ。
吉兆という店にてあさりそば。
スープが美味しくてつい飲んじゃう。
あさりそばセットで付いてきたもち米焼売ともち米肉団子。
肉団子が特に良かった。
そしてあさり焼きそば。
卵焼きで覆われていて天津丼みたいでナイス。
どちらの料理もいくつか殻の割れたあさりがあって少々ジャリっとしたのが残念でしたが美味しかったです。
香川・高松その2
さて二日目はうどんバスに乗ってのうどんツアー。
事前に予約を入れておき、所定の時間に乗り場で待っていると……
こんなバスがやって来ます。
本職ではないと思いますがガイドさんも乗っていて、車中で行き先のうどん店やちょっとした観光情報などを説明してくれます。
この日は土曜日で、参加していたのは我々2名を含む8名くらい。
最初は山下うどん。
店先にいた見た目のヨレ具合からして多分野良の猫ちゃん。
田舎でよく見かける、敷地内に納屋なんかがあるような古い民家といった雰囲気。
実際店に一歩入ると古い田舎の納屋の匂いがしました。
そうそう、ここに着く直前の車内でガイドさんが「山下うどんではそばも出していて、うどんと同じ釜で茹でていますのでそばアレルギーの方は注意してください」と言っていました。
注意してと言われても、店に着こうかというタイミングで初めて知らされるようでは、わざわざ行ったうどん屋でうどんを食べないという事しかできません。
食物アレルギーについては命に関わる重要な情報なので、琴讃バスはこのようなツアーを企画運営するにあたって予約サイトなどでの情報提示をしっかりしておくべきでしょう。
立派な釜で茹でています。
窓際の席でなんでもない田舎の風景を見ながらいただきます。
エビのかき揚げと一緒に。
うどんの量は小。でもこれで十分です。
ガイドさんいわく、ここでは温かいうどんを食べたい場合でも冷たい麺を注文し、温かいダシをかけるのが麺のコシを楽しめてオススメとのこと。
オススメなのでそのようにしてみましたが、正直温かいうどんは麺も温かい方が美味しいと思います。
熱くも冷たくもないヌルい麺類というのはまぁ、コシ以前に食べ物としてパッとしませんわ個人的には。
かき揚げは美味しかったです。
さて食後は丸亀城へ。
この日はたまたま、丸亀じゃんごという芸人さんの案内で天守閣まで行けるという月に一度の企画の日でした。
こちらがその丸亀じゃんごのお二人、北村さんと安場さん。
『二代目・丸亀市専属住みます芸人』というのが正しい肩書きのようです。
扇状のカーブが美しい石垣などいくつかの見物ポイントを解説してもらいつつ天守閣へ。
丸亀城は江戸時代から今日に至るまで現存する12城の一つで天守閣は日本一小さいんですって。
高齢者や障碍者に優しくない急階段ですが、建物の性質上改築したり設備を付け足したり出来ませんしね。
この柱や梁も昔からのままなのかと思うと感慨深いですね。
ところが残念なことに柱には思いっきり深く刻まれた落書きが多数ありました。
数十年前からずっとそういう落書き被害に遭い続けているんだと思いますが、ほんとに理解不能です。
この日はお天気最高でした。
さて再びバスに乗り込み、次の店は釜揚げうどんの有名店、長田in香の香へ。
釜揚げうどん小ときつね寿司、いわゆるいなり寿司。
たこめしというのが名物らしいのですが、残念ながら数量限定で既に完売。
奥の徳利には熱々のダシが入っています。編み込んだ持ち手は太い電線でした。
この徳利が大きくて重いのにとにかく熱くてすごく扱いづらいんですよ。
見た目は良いけど普通のポットとかにしてくれた方が有難いっすね。まぁ、普段通える店じゃないからもういいけど。
最初の山下うどん店よりも熱々なのでこちらの方が美味しく食べられました。
食後は善通寺へ。
弘法大師生誕の地として有名なんですってね。
青空に映える立派な五重の塔。
なぜかウサギが数匹いて観光客に人気でした。近所の人が飼っているウサギ達を遊ばせてたようです。
喉が渇いたのでご当地ドリンクを購入。
お遍路さんの装束にも書かれている"同行二人"という言葉。
ずっと「どうこうふたり」と読んでいて、3人から成るグループを代表する人が「私の他にあと二人いますよ」と表示しているのだと思っていましたが、正しくは「どうぎょうににん」と読むんですね。
巡礼中、弘法大師様がいつもいてくださるという意味だそうで、決して居酒屋などで先に店に入り「あ、あと二人来まーす!」とかいうような状況ではありません。
そんなこんなで陽も傾きかけた頃にうどんバスツアーは終了し、バスの終点JR高松駅からほど近い高松城跡玉藻公園へ。
お堀とその先に瀬戸内海。
JR高松駅より更に最寄りの琴電高松築港駅。ホームからお堀を眺めるのも良さそうですな。
公園内にある披雲閣も見学。
この日は生花の展示会をやっていました。
裏庭?から見るとまた趣があって素敵。
玉藻公園から徒歩にてサンポート高松へ。サンポート高松という建物や施設があるわけではなく、この辺りの再開発地区をサンポート高松というらしいっす。
そびえ立つ謎のオブジェ。
そういえばこういうものを紹介するとき安易に"謎の"とか書きますが、大抵は説明などがあるし、別に謎でもなんでもないですよね。わざわざ読んだり探したりしないで失礼な話です。どうもすみません。
そのまま歩いて行くと護衛艦くらまが停船中。
昼間になにかイベントがあったのでしょうか。くらまはもう退役するそうですね。
お天気が良かったので夕暮れの空がまた綺麗でした。
瀬戸内海素敵です。
さて海辺から歩いて夕食に欽山製麺所へ。
うどんばっかり食べて来ましたがここではラーメン。
メニューに「実は店主がいちばん好きならぁめん」と書いてあったので魚鶏そばと
真っ黒マー油の黒鶏そば。
こだわり自家製麺と共にスープも美味しく、ずっとあっさりしたぶっかけや釜揚げのうどんを食べていた(骨付鳥は別として)2日間の締めで食べたラーメンはキャラクター的にもハッキリしてて「やっぱりラーメンの方がいいなー」なんて一言がこぼれる一幕もあり。
店を出て商店街を散策してホテルに帰ります。
もうクリスマスですなー。
最終日。
朝からうどんバカ一代へ。早めに行ったつもりでしたが既に行列。
色紙の数もすごいですね。
名物釜バターうどんとおあげ。
釜揚げしたうどんにたっぷりの黒胡椒とバターが載っており、それに卵を落として混ぜ混ぜ。醤油などはお好みで適量を。
うむ、確かにカルボナーラな感じでうまいっす。
でも麺は別として茹でたて熱々うどんに黒胡椒とバター、そして卵を落とせば家でも結構いい線いけるような気もします。
アイディア一発勝負ですな。
こちらのお店は麺が美味しかったので普通のうどんでも十分美味しいでしょう。
普通のを食べてるお客さんも多かったですしね。
さて、ホテル近くの商店街を歩いていて気になっていた女道場という名前のうどん屋。
そこらのチェーン店的店構えに不思議なネーミング。
イロモノ的なイメージでしたが調べて見ると結構評判が良いようです。
従業員が皆瀬戸内寂聴氏のような過去を胸に秘め、共同生活しながら黙々と働いているような状況を想像してしまいましたが、どうやら麺打ちを含めて従業員が全員女性だからというのが名前の由来のようです。
この日は朝から雨模様で、屋外での観光などは前日までに終えていたので高松市美術館へ。
ダリ版画展というのをやっていました。
結構な展示数で興味深かったです。
そして最後に初日に行った店、竹清を再訪。
卵天と竹輪天、相変わらず美味しかったです。
スタバでちょっと休憩して荷物を預けていたホテルに戻り、空港へ向かいます。
空港には羽田から各所へ向かうのに利用するであろう京急の切符自販機が設置してありました。
ここで切符を買っておけば便利ですね。
まったく京急の走っていない地方でこういうのを見るのはやや不思議な気もしますな。
高松空港は濃霧で飛行機が1時間程度遅れましたがそれ以外は問題なく無事帰れました。同じ東京行きでもフライトがキャンセルになった便があったので我々はラッキーでした。
今回のようにひたすら一種類のものを食べるというのは過去経験してなかったような気がしますが、あっさりしたうどんだから出来た企画とも言えますね。
骨付鳥なんかは三食二日間食べ続けられませんからね。
香川・高松その1
四国初上陸です。
いいお天気で良かったです。
四国へ行くのに機内販売でなぜか青森のながいもっくる。
今回のテーマはうどん旅ということでまずは竹清へ。
うどんは量を細かく選べて1玉を注文しました。うどん屋はほんとにたくさんあるので食べ歩きしたい人は半玉などもいいかもしれません。
半玉なら140円、1玉で170円という安さ。
うどんの他に半熟玉子天と竹輪天をオーダー。
卵好きにはたまりませんな。この店用に作っているという竹輪もうまいっす。
セルフうどんの店と入り口に書いてありますが、竹輪や卵などのてんぷらについては麺を注文する前にオーダーしておき、セルフで麺を温めたりトッピング(ねぎやワカメなど数種類が無料)を選んでいる間に揚げたてを出してくれます。
おかげで衣もサクサクです。
さて、その後は栗林公園へ。
公園という名前ですが実際には日本庭園で穏やかかつ静かな空間が広がります。
もう12月なので季節的には冬ですが、この日はお天気も良く、さほど寒くもなかったので秋の爽やかさが感じられました。
園内にある南湖では和船による周遊も楽しめます。
日本庭園にもかかわらずソテツが生い茂る一角もあり、これもまた面白いところです。
薩摩藩から送られたものだとか。
桶樋滝。
庭園内に滝があり、これは藩主が観賞用に作ったいわばMy滝。
自分用の滝があるのもなかなかですが、更にすごいのは当時は人力で汲み上げた水を流していたという話。
本当にそうだとすると流れ落ちる滝を維持するには並大抵の労力では追いつかないはず。
ちなみに現在では園内にある西湖からポンプで水を汲み上げて流しているそう。
園内見晴らしスポット、飛来峰からの眺め。
山も色づいて綺麗です。パンフレットには雪景色の写真がありましたが多分どの季節でも素晴らしい景色が望めるでしょう。
ちょっと休憩してソフトクリーム。
どこに行ってもソフトクリーム食べてる気がしますな。
似たような構図でこちらは団子。
朝は早くて軽くパンを食べ、昼食でもうどんを食べただけなのでこれくらいさらっと食べられちゃう。
結構大きくて美味しかったです。
その後軽く観光して夜になり、夕食は高松名物、骨付き鳥の有名店、一鶴にて。
骨付鳥とはまさに骨付きの鶏肉ですが、硬くて歯ごたえのある"おやどり"と柔らかくて食べやすい"ひなどり"があります。
こちらは硬い方、"おやどり"。
硬いので食べやすいように包丁が入ってます。
それでも硬くて食べるのは結構大変ですが、通はこちらの方が好みな気がします。
そして柔らかい"ひなどり"
柔らかいのでこのままで困ることはなさそうですが、隣の席の人はおやどり同様、切り目を入れてもらっていました。
キャベツはおかわり自由です。
おむすびも注文。
骨付鳥の油につけて食べるといいらしいのですが私は普通におにぎりだけで食べました。
高松名物としてかなりプッシュされている骨付鳥。
味はひなどりの方が若干スパイシー度高いかなと思いますが、どちらもかなり強力な塩とガーリック、そして油。これはもうビール飲むしかない味付けです。
旨いけど短期間で何度も食べる気にはならないかも。
その2に続く。
那須。
那須の方へちょっと車で行ってきました。
途中蓮田SAで休憩したりしつつほぼずっと高速を走って4時間くらい。途中事故渋滞もいくつかあって我が家的にはなかなかの長距離移動を経て那須に着き、cu-eriというまだ新しいながらも評判の良いお店で昼食。
ランチメニューのサラダ。
白っぽいつぶつぶはなんとかいう穀物だったっけ?ドレッシングなども良い感じの控えめ感があり美味しかったです。
手前の皿と奥の皿はそれぞれ別のランチセットのもの。
奥のは私が頼んだセットでスモークチーズとサラミとピクルス。
手前のはなんだっけ?まぁ人参とかですな。
パンがまた美味しくてフォカッチャは自家製だそう。
ポークとキノコその他。
そこそこのお値段で食べる豚肉といえばトンカツ系ばかりなのでたまにはこんなのがいいかなと。
脂身まで美味しかったです。
こちらは別セットのベーコンと野菜のなんとか。
もちろんこちらも美味しかったです。ちょっと味見した程度ですが。
食後のコーヒー。
比較的リーズナブルながら美味しい料理をゆっくり堪能できる素敵なお店でした。
さて食後に目指すはアルパカ牧場なのですが……。
カーナビに電話番号を打ち込んで連れて行かれた先は単なる畑。調べておいた番号は親会社か関連会社か、なんかそういう番号だったようです。
まぁそれはそれでのどかな風景が見られてよかったのですが。
その後どうにか着きました。
なんか割と地味にアルパカが飼われている、ただそれだけといえばそれだけの場所でした。
あまり派手なショーとか施設があるわけでもなくアルパカがぼんやりしていたり、ひたすら柵などをかじっている様子などを眺めます。
それとも夏休みとかならイベントがあるんですかね?
アルパカの他にポニーもいます。
あーるー
パカッ!
高知に住むアルパカは有り金全部飲み代に使いますが徳島のアルパカはしっかり貯金するそうですね、じゃなくて高地に住むアルパカは暑いのが苦手なので夏の間プードルよろしく毛を刈られているらしく、この時もまだ丸刈り状態でした。
遠目で見たらラクダですな。
ちなみに毛を刈られて涼しげな状態をクールビスのアルパカ、略してビズパカというらしいっすよ。もう11月なのにクールビス。
毛を刈る時に模様をデザインした状態はアートなアルパカ、アートパカというそうです。
これは分かりにくいですがどうやらオリンピックの五輪マーク。
生まれて間もないので厳重管理下にあり、ちょっとお天気が悪かったりすると外に出ないという赤ちゃんアルパカも見ることができました。
かおりちゃん(白色)。
柵の柱うめぇ。
さて、今回宿泊したのは那須いこいの家。
那須町営の施設だそうです。
町営なので多分那須町民の税金が運営に当てられていると思いますが、夕食と翌朝の朝食が付いて一人当たり一泊7000円程度なのです。
その夕食。
天ぷらやら刺身やら、固形燃料のお一人様用鍋の中には豚肉。
デザートもついて味も上々、量も十分過ぎるほどです。
あえて難点を挙げれば全てが一度に並べられているのでビールなどを飲んでいるとメインの料理が冷めちゃうところでしょうか。
お茶も最初から淹れてあって飲みたい時には冷めていたりします。
とはいえ給仕専門の人はおらず、料理人の方も皿を並べたりしていたようなので多めに見ましょう。
部屋はこんな感じ。
普通の旅館みたいですね。
壁が薄いようで隣のテレビの音や話し声はよく聞こえます。
この時期は小さなコオロギがあちこちに出没するそうです。
実際壁や部屋の隅っこでよく見かけました。
小さいので我々は気になりませんでしたが、とにかく虫がダメって人は気をつけた方が良いでしょう。
山の中だし夏はさぞかし色々出るんでしょうなぁとフロントの人にきいてみると意外にも秋の小さなコオロギの他に虫は出ないんだとか。
風呂は源泉掛け流しで少々熱め。宿泊客が少ないのでほぼ貸切状態で快適に使えました。
ところでこちらは女湯ですが私が撮ったのではありませんよ念の為。
朝食。
これまた品数、味共に十分ですが、例によって最初から全ての皿が並んでいます。
朝のお一人様用鍋は卵。
お茶は食後に温かいのを飲みたいのでポットなんかに入れて置いとくとかして欲しいところです。
まぁ、部屋に帰れば電気ポットで熱々のを淹れられるんですがね。
ロビー?には渋いオーディオセット。これで音楽を聴く人はいるのかしら?
チェットアトキンスのCDが置かれていました。
ターンテーブルは壁にくっつき過ぎでカバーが全部開けられない状態でした。
さて、宿を出てから近所にある殺生石を観に行きます。
なかなか物騒な名前ですが、謂れとしては大陸で悪事の限りを尽くしてきた九尾の狐が日本にやってきてなんとかかんとか、そんな話だったと思います。
歩道が整備されていて観光客に優しいです。
賽の河原と呼ばれる場所でもあり、恐山と似たような雰囲気ですね。
その他温泉神社をちょっとみて。
チーズガーデンに寄って。
道の駅で野菜を買ったり
ソフトクリームを食べたりしつつ那須ガーデンアウトレットに寄ってから高速に乗り、
いつの間にか上河内SAで一休みしてモロバーガーを食べていました。
モロってのは鮫のことなんですって。
味はなんとなく鳥っぽいかなぁ?って感じで特に違和感もなく普通に美味しいバーガーでした。
そんなこんなで1泊ドライブ旅でしたがお得感のある宿でリラックスできて良かったです。