Film School "Hideout"
結構芸歴が長いらしいFilm SchoolというバンドですがiTunesストア漂流中に見つけて勢い買いだったので詳しい事は知りません。
私の場合シューゲイザー系はちょい聴きだと大抵カッコ良く思えちゃう危険なジャンルなんですが、このアルバムはちゃんと聴いてもカッコ良かったっすよ。
それにしてもiTunesストアなんてものがあって(ちょい聴きとはいえ)アルバム全曲の試聴が出来て、「これも好きかも?」みたいなお勧めもズラッと提示してくれる世の中ってほんとに凄いですよね。
その反面、恐ろしい事に最近はアルバムとして買う方が稀だったりするニュアンスのレビューをよく見かけます。
「アルバム全曲の購入をお勧めします」とか「1,3,7(曲目)は買い!」とかね。
音楽作品といえば沢山曲が入ったLPか送り手側が売りたい曲をプッシュするシングルEPだった時代からスタートした私としてはアルバムとして括られていれば、たとえそれが形のないAACファイルだとしてもアルバム全曲分揃ってないと落ち着きません。
アルバムとして全曲揃っている中で気に入った曲だけを飛ばし飛ばし聴くのとアルバムの中の3曲しか持ってなくてそればかり聴くのでは、実はかなり違うと思います。
昔良く聴いたアルバムを久しぶりに聴き直してみたら当時はなんて事ないと思っていた曲がすごく響いてきたりする事も良くありますからね。
最初から3曲しかなければそれ以上広がらない訳ですよ・・・なんてことを考えるのが今やどうしようもなく古い感覚なのか、どうなのか。
まぁ歳はとりましたけどね〜あははん。