江戸ねこ茶屋他。
両国界隈へ行ってきました。
まずは昼食をとるべく、とんかつのお店、はせ川へ。
ロースカツランチ。
上ロースカツランチ。
普通のソースに加えてワサビや塩、おろしつゆと、色々な味が楽しめます。
個人的にはちょっと脂強めだったかな。
ヒレの方が良かったかも。
味噌汁が付くはずが忘れられていて、私も食べ終わった頃気づきましたが時既に遅し。
お会計で100円引いてくれました。
さて、今回なぜ両国かといえば期間限定オープン中の江戸ねこ茶屋に行ってみたかったから。
両国は江戸文化や猫にゆかりの多いところなんですって。
猫の描かれた浮世絵を立て看板状に加工したり大きくプリントしたりで江戸の雰囲気を演出しつつ
適当にうろうろする猫ちゃん達を見たり軽く触れ合ったりするという趣向。
ここにいるのは常設の猫カフェから派遣されている保護猫だそう。
元の飼い主がなんらかの事情で世話できなくなったり捨てられたりした猫ちゃんなので、もしここにいる猫を気に入って飼いたいと思ったら面談などを経て里親になることも可能だとか。
習字する猫の図。
入浴する猫の図。
スタスタスタスタ。
この日は金曜日でしたが、平日だからか猫密度が低めで、いわゆる猫カフェで猫に囲まれてモフり三昧みたいな事もなく、ちょっと期待はずれでした。
土日祝日だと猫ちゃん大量投入になるのか、いつもこんな感じなのかはわかりません。
まぁ、それでも猫ちゃん見てると和みますよ。
場所は変わってここはNTTドコモ墨田ビル。
NTTドコモ歴史展示スクエアを見学。
無料の広報施設ですかね。
携帯電話の歴史がコンパクトに見られるスペースです。
私はドコモユーザーだったことがないので、ここに展示されている携帯端末を所有したことはありませんが、年代ごとのデザインの変遷などなかなか楽しかったり懐かしかったり。
いつでも好きなだけシモシモ出来るショルダーフォンペーパークラフトなどお土産にいただきました。
その後すみだ3M運動なる事業の一環として各所にある小さな博物館などを見物しながら……あぁ、そうそう、その小さな博物館ですが、すみだ3M運動というのをまったく知らずにgoogleマップでたまたま"べっこう博物館"という表示をみつけ、近かったので行ってみたら鼈甲細工のお店の横に小さなショーケースが置いてあり、どうやらそれが"べっこう博物館"の様子。
うん、小さかったです。
で、旧安田庭園へ。
よく整備された心地よい空間でした。
庭園から臨むドコモビル。
そして両国駅へ。
普段は使われていない3番線臨時ホームへの通路で両国ステーションギャラリーなる展示を見る。
今回はほぼ午後からの行動でしたが、狭い地域に色々と見所があって効率よく楽しめました。
思い立ったら気軽に動くってのは良いものです。人生短いですからね。
Squier JAZZMASTER,ペグ交換。
"白い楽器"がコンセプトのジャスマスター改修。
一応の完結編、ペグの交換。
これは標準装備のロトマチックペグ。
使い勝手には特に問題ありませんが、今回はとにかくゴトーのマグナムロックにしたいわけです。
そして交換後。
ちょいとおもちゃっぽいというか、チープな感じがいいんですよ。
SD91-MG-05MA-L6-Nickel。
私はペグについては断然ロトマチック派なんですが、ご覧の通りこれはクルーソンタイプ。選定にあたっては少々悩みましたがボタン(つまみ)が白いんですよこれ。
メインコンセプトは冒頭に書いた通り"白い楽器"ですが、サブコンセプトとしてそっけないほどのシンプルさとかそこはかとないビザール感なんてことも考えていて、そこにクルーソンタイプで白ボタンがマッチすると考えたのです。
しかしクルーソンタイプのペグは取り付けが面倒ですな。
ロトマチックなら一つづつ独立しているのでネジ穴などもさほど精度を気にせず簡単なのですが、クルーソンだと1弦用を高い精度で取り付けないと6弦用まで影響が及ぶので結構気を使います。
写真だと綺麗に並んでいるようですが、実は1弦用のペグがちょっと斜めなんですよね。
取り付けネジ用の下穴が微妙に垂直じゃなかったようです。
ところでクルーソンタイプのペグを片側一列で取り付ける場合、ペグ同士をキッチリ並べて二つのペグを一つのネジで固定します。
しかし1弦と6弦担当のペグについては共用のネジ用切り欠きの他に独立したネジ穴があり、これは必ず端っこに使わなければなりません。
上の写真向かって左が2〜5弦用、右が6弦用です。
勢いでよく考えずに取り付けようとすると、うっかり1or6弦用のペグを3弦用の位置に取り付けたりして辻褄が合わなくなったりするかもしれないので気をつけましょう。
ま、次のペグを取り付けようとした時点で間違いに気づきますけどね。
気をつけましょうといえば、おそらくマグナムロックならではの注意点として弦を通す穴のサイズも1〜3弦用と4〜6弦用で違うので必ず印を確認しましょう。
さて、元々のパーツがロトマチックなのでヘッドの取り付け穴サイズも違います。
こだわる人なら一度埋め木などして取り付け穴を開け直すのでしょうが、コンバージョンブッシュなる便利なパーツがあります。
今回使ったのはMONTREUXのConvertion Bushing Set 6mm NI。
薄黄色の紙切れは普通のコピー用紙。
私のジャズマスターではこのブッシュを使っても少々ゆるめだったので普通のコピー用紙を適当なサイズに切り、ブッシュに巻きつけて取り付け穴に挿入すると程よい感じになりました。
そんなわけでペグ交換で見た目満足度が98パーセントくらいになり、ロック式なので弦交換も楽になって満足しております。
Squier JAZZMASTER
一番安いAFFINITYシリーズで2ハムで弦をテレキャス同様裏通しにするハードテイル仕様。あまり期待してませんでしたが、意外にも結構カッチリしてて好感が持てます。
いや、好感が持てようがなんだろうが、もうギターは一人で使うには十分な本数持ってるんですけどね。
ある日ふと自分が持ってる楽器は真っ黒ばかりだと気づいて、その瞬間にどうしようもない閉塞感が湧き上がってきたんです。
まぁ1本ポップなやつもいるにはいるんですが↓
とにかく白い何かが必要だと切実に感じたわけですが、我ながらそんなことに苛まれるかね普通?ストレスとかたまってたんでしょうなぁ。
最初から真っ白なのが手に入れば言うことないんですが、世の中そう簡単にはいきません。
そりゃお金出せばいくらでもカッコいいのがありますよ。
でもそんなにお金出せませんから自力でなんとかしなければなりません。
保護フィルムもはがさないままのピックガードを取り外してテンプレートに。
撮影時に影が写り込んで見づらいですがミントグリーンのブランク材に輪郭などを下書き。
ピックアップの部分以外座繰りが結構タイトなので適当に穴を開けて干渉しないよう、オリジナルの部品配置をそっくり写してますが、コントロールなどについては色々と変更します。
ちなみに取り外した部品達はこんな様子。
シールド処理は最低限。
最近のスクワイヤなどはダンカンデザインのピックアップが載ってるらしいんですがこれはどうなのかしら?
購入時からしばらく使ってみましたが可もなく不可もない音。
ピックアップは別にこれでも悪くなかったですが今回のコンセプトに合わないので使いません。
ボディに付いてるブリッジからアース線が延びてましたがそれだけ切断して、他の配線はそのまま。
ジャズマスターは基本的にはピックガードに全ての電装が載っているのでブリッジからの弦アース線以外はバラさずに取り外せて楽です。
ボリュームのポットが500KのBカーブでトーンが同じく500KだけどAカーブ。
こちらはボディ。
ヒョロッと出ているのがブリッジからの弦アース用配線。
導電塗料とかのシールド処理は一切なし。
たまたまこの改修の前に友人のMEXサイクロンをいじる機会があり、ピックガードを外したらそちらはちゃんと導電塗料が塗ってありました。
座繰りはいわゆる弁当箱ですがトグルスイッチの部分は別にしてあるのが不思議な気もします。
もっとも、その辺も繋げちゃったらセミアコか下手したらホロウボディになっちゃいますからね。
おっと、この写真だけ縦横比が違いますが、切り出して粗加工したピックガードをマスキングテープで仮留めして雰囲気を確認。
そう、シングル2基の構成にするのです。
細かい作業工程は面倒だったので写真を撮ってませんがこんな風になりました。
トグルスイッチもボリューム付近に持ってこようと思ったのですが、座繰りがタイトだし、演奏時に切り替えるにはオリジナルの位置は意外と扱いやすいのでそのままにしました。
シングルサイズのピックアップが2基なのでジャズマスターというよりはジャガーっぽいですかね。ジャガーの見た目も好きですが、スケールが短いのでちょっと落ち着かないんですよ。
ピックガードの形状は微妙にモディファイしていて、ネジ穴の数も違います。
ピックアップはネック、ブリッジ共にディマジオのシングルサイズハムバッカーでネック側がDP181、ブリッジ側がDP184。
コイルタップなどせずストレートな配線で3Pトグルスイッチに行ってからマスターボリュームへ。
マスターも何もボリューム一個しかないですが。
実は最初はボリュームポットに500Kのものを使ったんですが、ブリッジ側のDP184が全然良くなかったんですよ。
ピックアップの特性だと思って「あー、大失敗!」とかガッカリしつつ、諦めきれなくてテレキャスに載せてたSSL-4を載せてみたら↓
そこそこ良い感じになり、「うん、これならまぁいいかな」なんて思ったものの、やはり見た目が気に入らない。
そこでDP184に戻してボリュームポットを手持ちの250kに替えてみたら良くなりました。
シングルサイズだけど「ハムバッカーだから」と深く考えずに500kポットにしてましたが、そういえばディマジオのサイトではシングルサイズのハムバッカーはストラトピックアップ代替品的な扱いでした。
今回選んだ181も184もパワーのあるピックアップではないのでノイズ対策としてのハムバッカー構造だと考えるべきなのでしょう。
結果的にピックアップ構成には満足してますが、見た目的にはセンターピックアップがあっても良かったかなー、と。
トグルスイッチは個人的に定番の日本開閉器工業製ラージブッシングM-2020L/B。
以前複数購入していたストックを使いました。
トグルスイッチについてはいわゆるギター用として売られているものではなく、ネットで電子部品の店から購入していますが、電子部品というのは大抵1個当たりの単価が非常に安いので、ある程度まとめ買いしないと送料が馬鹿らしいのです。
もっとも、電子部品屋で1個500円のこのスイッチが楽器屋でギター用としてだと3000円なんて値段になるので1個買って送料を払ってもまだ安いんですがね。
細かいところではストリングガイドを丸断面のものに、ブリッジサドルをGOTOHのS21という10.5mmピッチのものに交換しています。オリジナルもピッチは同じですがダイキャスト製で何となく精度が気になって……。
でも落とし穴としてGOTOHのS21付属の高さ調節用イモネジはこのジャズマスターに使うと高さが足りないのです。
幸いピッチが同じだったのでイモネジだけオリジナルサドルのものを流用して事無きを得ました。純正以外のパーツを使うとこういうことがあるから油断できません。
その他、ペグをGOTOHのマグナムロックに交換予定で既にパーツは手元にあるのですがまだ作業できてません。
まぁとにかく見た目は95点くらいの勢いで気に入ってます。
楽器は見た目が9割ですよ。
Fender フェンダー エレキギター SQ AFFINITY JAZZMASTER HH AWT
- 出版社/メーカー: Squier by Fender
- メディア: エレクトロニクス
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ツインリンクもてぎ・4/21〜22。
最近諸事情により更新が遅れてますが4月に栃木のツインリンクもてぎなどに行ってきました。
首都高絡みだとなぜか途中で迷ったりするのですが、いくらか余計に時間を使って栃木に入り、道の駅もてぎにて昼食。
評判のゆず塩ラーメンと麹味噌ラーメン。
かなり並びましたが味はまぁ、そんなもんかなと。
客が殺到して従業員もグダグタなようで、セルフサービスの水を汲もうとコップをとったらなんかベタベタな感触があり、よく見たらキャベツの切れ端が入ってる!
思わず「ここ(食後の食器を)返却するとこ?」とかきいちゃう始末でしたよ。
コップはどれもベタベタで、従業員に「大丈夫?」ときくと「だ、大丈夫っす」とか言ってたけど、ねぇ。
デザートにイチゴパフェ。
これは美味しかった。
そしてツインリンクもてぎへ。
この時期なぜツインリンクもてぎなのかといえば、トヨタ、ヤマハ、ズズキにカワサキと、主要自動車・バイクメーカーのミュージアムを見てきたがあとはホンダだな、なんて会話があったのがきっかけ。
この日はカートの大会とかやってたようですが、サーキットは閑散としており、多分一般の方のちょっといじったポルシェとかロータスとかアルファなんかが走行会みたいなことをやっていました。
お目当のコレクションホールへ。
ホンダなのでもちろんアシモ君も見ちゃう。
最近はペッパー君なんかを街で見かけることが増えましたが、似たような白い身なりのロボットでもアシモ君は二足歩行でジャンプしたりできるんですよ。
はま寿司で「イラッシャイマセ」とか言わされてる奴とは格が違います。
さすがホンダだけあってバイクと車がたくさんあって楽しいっすよ。
湯たんぽタンク。意外と違和感ないな。
古いマシンは機械感全開で実にカッコいいっすよ。
現在のエアロ至上デザインも良いですが、猛烈に発熱したり回転したりする機械部品が放つ非情さときたらもうたまりませんな。
こういうの今販売したら結構売れそうな気がするんですが。
ホンダ初のスクーター、ジュノオK。
未来世紀ブラジルにはこれ出したら良かったんじゃなかろうかと思えるカッコ良さ。なんと小松崎茂さんがデザインに関わったとか。
ダンボウィングとか呼ばれてた気がする第3期F1チャレンジ末期のマシン。
少数ながら他メーカーの機種も展示しているところも良いですね。
フレーム細いなぁガンマ。
これ可愛くていいですね。
かつては追いつき追い越すべき目標だった偉大な先達、MVアグスタ。
ホンダのエンジンを載せているとはいえ、ここでelfを見られるとは。
前後片持ちサスの未来感といったら!
まぁほんとに二輪四輪合わせて沢山展示してあるので時間に余裕を持ってゆっくり見たいところです。
翌日、これは既に帰りの高速美野里PAでの昼食、生姜焼きランチ。
なかなか美味しかったですよ。
男梅ソフトクリーム。
これはちょっと梅成分というか、塩分なんですかね?
そういうのが強すぎでイマイチかな。
普通のソフトクリームの方がいい気がします。
大阪神戸・3月9〜11日。
大阪と神戸をちょっと廻る旅に行ってきました。
当初予定していた新幹線に乗り遅れ、適当な便の自由席に乗ることになりましたがガラガラだったので問題なし。
乗り遅れた理由はといえば、乗り換え案内で提示された案の乗り継ぎにかかる時間が短すぎるのによく確認しなかったせいですが、まぁたまにはそんなこともありますよ。指定分の料金がもったいなかったですが。
そんなこんなでまずはJR三ノ宮駅から徒歩にてグリル末松。
行列必至のお店だそうで、実際小雨の降る中30分くらい並びましたよ。
すっかり身体も冷え切って嫌になりました。
ようやく席についてビーフカツ。
まぁ美味しいんですが、普段の食事でさらっと食べるような普通の料理だなと。
近所に住んでて気が向いた時にふらっと店に来て食べられるなら満足ですが、30分とかそれ以上並んでまで食べようとは思いません。
これほんとにお店は何も悪くないので申し訳ないんですが、とにかく人並びすぎ。
その後北野異人館界隈を散策。
いやまぁとにかく寒くてねぇ。
おまけに鼻炎の薬も飲んでいたので頭もぼんやりして観光には不向きな体調でしたよ今思えば。
さてここはUCC珈琲館。
一度三ノ宮に戻り、ポートライナーの一日券を購入してやって来ました。
昔のUCCレギュラー缶コーヒー甘ったるくて好きでしたよ。コーヒーの実の構造。
ギターの部品、ピックアップカバーなどの色にパーチメントというのがあって、いい色合いだなぁと思っていたらコーヒー豆を包んでいる薄皮のことをパーチメントというそうで。
実の内部で三段になってるところの上から二段目がパーチメント。
場所は変わってその名も京コンピュータ前駅。
かつて計算速度世界一を誇ったスーパーコンピューター"京"がある施設、理化学研究所計算科学研究機構の最寄り駅。
「これが京です!」って全部見渡せるような仕組みじゃないんですが
こんなのが沢山組み合わされて色々計算するようです。
スーパーコンピューターで猛烈に計算という状態については何となくのイメージしか湧きませんが、とにかく身近なところにある製品やサービスが京で計算された結果の産物かもしれません。
スパコンから一転、阪急春日野道駅付近のお好み焼き屋ひかりやにて
そばめしと、
お好み焼き
とにかく1日寒かったので温かい食べ物が嬉しかったですよ。
そばめしを一口食べると「う、うまい!」と感動すら覚えましたが食べ進むとちょっと味が濃いめですかね。
とはいえ、粉物ソース物で味が濃いとかいうのは愚の骨頂。むしろ濃くてナンボくらいの勢いですよ、えぇ。
宿は大阪なので久しぶりの道頓堀界隈を散策。
安定のグリコ感。
翌日。
昨日とは打って変わっての晴天で気分も爽快です。
今回の旅のメインイベント、カワサキワールド。
カワサキの歴史は近代日本工業の歴史ですよ。
川のマークカッコいいっす。
私としてはやはりバイクを見たい訳です。
スーパーチャージャー搭載Ninja H2。
トレリスフレームなんですよね。
新旧GPマシン、KR500とZX-RR。
キサ……カワサキ。
カワサキは現在ジョナサン・レイによってSBK3連覇を果たし、今期4連覇も結構現実的と大活躍中です。
motoGP撤退後のハヤテレーシングの展示なんかあると更に良かったんですが諸事情あるのでしょう、多分。
スクリーンの映像に合わせてバイクを傾けるアトラクション。
バイクは本物のZX-10Rですがアクセルもシフトも全然関係なくて、ただその気になって右に左に車体を傾けます。
加減速のGが一切無いので実際の走行体験とはまるで違いますが、ただ傾けるだけなのにじわりと汗ばむほどでした。
レーシングスピードでサーキットを20周とかするライダーは大変ですね。
ホンダ、スズキ、BMWなどは車とバイクを生産しており、「BMWはバイクも作ってるんだよ」とかさりげなく助手席の子供に自慢するパパもいるんじゃないかと思いますが、カワサキは新幹線も作っているんだよ。
「カワサキはタンカーも作っているんだよ」
「カワサキはヘリコプターも……」
「ロボットも……」
おっと、知りすぎたようだね……って、ちょっと分かりにくいですが地下にはUFOらしきものの基地があるという設定のようです。
ところでカワサキワールドと共通券で入場できる海洋博物館では船舶模型が大量に展示されています。
時間の都合でゆっくり見られませんでしたが、機会があれば今度はこの模型を見にまた訪れたいと思いました。
夜な夜なコーヒーでも飲みながらじっくり模型製作に浸る老後なんて最高じゃないの?なーんて安易に憧れてみるものの、既に老眼でハンダ付けしたりギターの弦を張るのにも苦労してる現状から更に歳をとってこんな緻密な模型なんか作れる訳ねぇって。
一通り見学してポートタワーに登ります。
いい天気!
カワサキワールドを見下ろす。
液晶シャッターになっているのぞき窓。
人が近づくと透明になる仕組みのようですが、ずっと透明だと何か問題あるんですかね?
見学を終えて散策しつつ洋食ゲンジへ。
改めてビフカツ。
前日のお店より好みでした。
ボリューム的にもちょっと特別感がありますしね。
さてここは中華街。
神奈川県民としては横浜中華街が馴染み深いだけに、こちらはコンパクトな印象。
食べてばかりのようですが、豚角煮饅頭おいしかったです。
その後鉄人28号を見に新長田へ。
鉄人は直立時18メートルらしいので初代ガンダムと同じですか。
鉄人28号の作者(もちろん漫画の方)、横山光輝さんがこの地にゆかりが深いそうで、同氏の人気作、三国志で町おこしを図ろうとしているのですが、どうもその辺は微妙に失敗している印象を受けました。
翌日旅程最終日。
何でもない駅らしき写真ですが、右端にちらっと写っている仁徳天皇陵古墳への案内。
現在は大仙陵古墳というらしいのですが、私は仁徳天皇陵世代なのです。
今回の旅でカワサキワールドと並ぶイベント、前方後円墳を見よう!という企画です。
ある日何となくテレビを見ていて「前方後円墳見てみたいなぁ」と思ったのがこの旅の始まりでした。
とはいえ、前方後円墳のあの特徴的な形を見渡せる展望台とか高層建築は近くに無いので周囲を歩くしかありません。堺市役所からだと見えるらしいんですが。
古墳に隣接した大仙公園にはこんな立派な塔があるのですが、これは平和塔という堺市大空襲の死者や堺市の戦没者などの鎮魂施設で内部非公開なのです。
こちらが正面ですが中には入れません。
古墳は普通の住宅街にあり、住人の方々は毎日散歩したりごく普通の生活を送っています。スケールは違いますが、以前登呂遺跡を見に行った時のガッカリ感が蘇りました。
まぁでも、周囲はのどかで雰囲気良かったです。
時間軸が前後しますが大仙公園の東屋にてくつろぐ地元の猫さん。
「なんやのん?」
いかんせん横から見ても前方後円墳とは分かりませんからね。
というわけでもう帰ります。
帰る前になんばパークスという商業施設にあるとんかつ屋でとんかつ。
ビフカツ三昧の旅でしたが意図せずとんかつでシメる事になりました。
正直とんかつ最高です。
来るときには予定の電車に乗り遅れましたが、帰りは何と停電に見舞われて三河安城でしばらく足止めをくらいましたとさ。