沼津2015
久しぶりにサクサクとんかつを食べようかということでついでに沼津まで足を伸ばしてきました。
過去記事によると以前沼津を訪れたのは2010年のことなのでもう5年経ってるんですな。
我が家でサクサクとんかつといえば和むらでのそれを指しますが、前回に続いて今回も総本店へ。
毎度思うことながらこういう庭のある家に住みたいです。
そしてロースカツ定食。
相変わらず美味しいですがちょっとサクサク感が減ったような……。
次は初心に帰って馴染みの一碧湖店に行こうかしら。
食後は車を走らせて沼津へ。
今回なぜ沼津なのかといえばシーラカンスミュージアムこと沼津港深海水族館を見学したかったから。
2011年開業なので以前の沼津訪問時には無かったんですな。
そういえば沼津港自体も工事中だったところが色々と綺麗になってました。
深海から浅い海まで、展示面積はさほど広くないものの見やすく良い感じにレイアウトされています。
↑北国の深海からやって来たらしいサケビクニン。
食べられるのか分かりませんが、まな板に乗せたらなんか話しかけられそうで迂闊に捌けませんね。
カニの仲間は脚が10本、ヤドカリの仲間は脚が8本なんですってよ。
これは多分イバラガニモドキで8本脚なのでヤドカリの仲間です。
1日の内に何度か実験ショーをやってて、この日最後の実験に間に合ったので見学しましたが、ヌタウナギのネバネバ物質を取り出して触ってみようというものでした。
写真は撮ってませんが面白かったです。
さてシーラカンスに関する展示。
顔の部分はプロジェクターで投影された画像で何種類かのスピーチに応じて表情が変わるようになっています。
馴れ馴れしい口調でずーっと喋ってるのが地味にウザい感じです。
世界で唯一らしい冷凍シーラカンス標本。
このガラス張りの展示ケースが冷凍庫として機能しているんだそうで、液体漬けじゃない標本ってのが貴重なんだとか。
こちらは剥製。
館内が暗くてフラッシュ撮影も不可なので素人がちょっと写真を撮るのには向きませんね。
その他はちょっと前に軽くブレイクしたダイオウグソクムシとか
オウムガイとか。
変なところに変な方向に脚が付いてて落ち着かないオオホモラなるカニの仲間とか。
地味ながら強力プッシュされていたメンダコとか。
これはプラスティネーション処理された標本で生きてるのは撮影不可でした。
この標本だと旧支配者的な名状しがたいもの、あるいは誰かが焼肉屋でうっかり取り落としたホルモンのようですが、水槽で泳いでるメンダコは確かに愛嬌があって可愛かったです。
そう、こんなぬいぐるみが作られるくらいに↓
この深海水族館については小さな施設の割に入館料が高いとかいう声もあるようですが、広すぎない分疲れずにじっくり見られるし、展示も面白くて良い施設だと思います。
外に出るともう真っ暗。
夕方5時か6時くらいだったと思いますが冬ですからね。
5年前にたまたま昼間訪れた水門、びゅうおもライトアップ。
昼食を食べた時間がちょっと遅めだったので夕食はスーパーで買ったつまみなどをホテルで。
サクラエビ軍艦美味しかったです。
デザートもナイス。
翌日。
柿田川という川は日本三大清流の一つだそうで、他の二つは長良川と四万十川なんですって。
ウォーキングコースに良さそうな小径を歩くと展望台というスポットが二つ。
水が渾々と湧き出る様子や↓
鮎が群れている様子を見ることができます。
↑分かりにくいですが青っぽいのが鮎の群れ。跳ねたりしてました。
歩道が整備されていて素晴らしい環境の中を散策できます。
睡蓮の池かオフィーリアか、個人的にはそんな映像を思い浮かべた川面でした。
近所にあったら散歩したいっすねぇ。
と言う訳で二度目の沼津とその周辺。
地味ながら見るもの食べるもの、どちらもなかなか素敵な所でした。