久里浜発電(現行)。

2014年9月、So-Netブログより移行。

台湾2015その2

2日目。

こちらはホテルの朝食。

和洋中の様式から選べますが私は滞在中ずっと"洋"。

行動予定の都合で食べない日もありましたが。

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左上にちょっと写ってるのは"中"のちりめんじゃこみたいなのとか。

ちなみにこの日の"中"メニューはこんなの↓

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おかゆベースで付け合わせが日によってちょっと変わるようです。

ちりめんじゃこみたいなのは信じがたいことに甘いタレみたいなのに浸かっているのです。

旨くはなかったっすね私としては。

ちなみに今回ずっと宿泊したのは台北の緑峯大飯店ことグリーンピークホテル。

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フロントスタッフは日常会話程度の日本語が話せるし古いながらも掃除が行き届いてて快適に過ごせました。

ただし初日チェックイン後に初めて部屋に入った時にはタバコ臭さが気になりました。

空調ダクト経由で他室の臭いがまわってくるのか前に泊まってた客が室内で吸っていたのかは不明ですが、台湾では基本的にホテル内は禁煙のはず。

ここは日本人ビジネスマンなどが主要な客層らしいので室内喫煙も大目に見ているのでしょう。

そういった点ではタバコ嫌いな人は気をつけた方が良いかもしれません。

私も相当タバコ嫌いですが。

とはいえ、大人二人が1泊7000円ちょいで泊まれて朝食まで付いてくるのです。

1日の大半を観光などに費やし部屋にはほとんどいない訳ですから十分過ぎるくらいです。

 

朝食後は台北駅へ。

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"館山黒部の秋"とかでっかく書いてあるとここから電車で館山黒部まで行けそうな気もします。

行けると便利ですね。

ここで翌日に乗る予定の列車の切符を買ったりして過ごしつつ・・・

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 阜杭豆漿。

我々は幸い20分少々で入れましたが、台湾の朝食処として行列必至の有名店です。

そもそも12時(昼)そこそこで閉まっちゃうとか。

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ホテルの朝食を食べた後、ちょっと早い昼食って感じでこれらを二人で食べましたが普通の朝食としてなら一人でもこれくらいは食べられそうです。

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鹹豆漿。

豆乳スープに油條なる揚げパンが入っておりまさに朝食べると良い感じ。

揚げパンというと朝からクドそうですが細切れのせいかあっさりしてます。

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冰豆漿。

これまた豆乳ですが冷たくてほんのり甘め。

熱豆漿という温かいバージョンもあり。

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厚餅夾蛋。

あえていうならお好み焼きの生地で卵焼きなどを巻いてる感じですかね。

概ね想像通りの味なので安心です。

もちろんうまい。

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焦糖甜餅。

中に入っているのはキャラメルソースだそうですが粘度が低めで最後の方に溜まりがちなので人によっては甘過ぎと感じるかもしれません。

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店内はそれなりに広いですがビルのフードコート的なスペースなので他店の客も同じスペースで食べています。

 

さて食後はMRT(電車)で府中という駅に移動して林本源園邸を見学。

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清朝末期の大金持ちの邸宅で国定古蹟(日本的には史跡とか文化財とかいう感じ)なんですって。

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以前上海に行った時に見学した蘇州世界遺産、藕園に良く似てるようですがそういう様式なんでしょう。

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賓客の宿泊に使われたという建物。

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1階天井には鶴とそれを囲む4匹のコウモリ。

中国ではコウモリは福と同じ発音ゆえに縁起がいいらしいですね。

4匹のコウモリは賜福を表すそうで、賜福って言葉は知りませんでしたが福を賜るということで益々縁起が良いってことでしょうか。

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塀の風通しにもコウモリモチーフ。

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トカゲ久々に見ました。

コウモリとトカゲを漢字で書くと蝙蝠と蜥蜴。

なぜか江戸川乱歩とかのイメージ。どうでもいいですが。

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以前の訪台時に中正紀念堂でパイナップルアイスを買ったら柄の部分がブックマークとして使えるようになってたのでちょっと嬉しかったのですが、今回その姉妹品を買ったら普通のヘラ状の木でした。

 

林本源園邸を出て街中を散策。

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たまたま通りかかったお寺に入ってみる。

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最近特に線香の煙なんかがダメになってきたんですが喉が弱ってきたんでしょうか。

咳も出やすくなったし。

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どうも日本以外の寺社センスは分かりませんなぁ。

 

一度台北駅に戻り買い物などした後、雙連駅まで歩いてマンゴーが旬な期間限定オープンの有名店、冰讚にてマンゴーかき氷。

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プリンをトッピング。

横に転がってますが。

練乳たっぷりですがそんなに甘々じゃないし氷がフワフワなので見た目の割にあっさり食べられます。

我々はこれを大人2人で食べてますが一人一皿でも大丈夫だと思います。

 

夜。

このブログだとひたすら食べてばっかりみたいですが観光もしてますよ。

ただそういう写真にはプライベートなものも多いので気がつけば食べ物の写真ばかりが並ぶという事になっているのです。

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で、夜は阿城鵝肉。

ガチョウの肉なんですって。

大変な人気で20分ほど待ちました。

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待ってる間にメニューに注文を記入。

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最初に一口食べると「お、イケる」と思うのですが食べ進むと次第にクセが気になってくる。いや、不味くはないんですが。

私は鳥肉についてはしっかり焼いたり揚げたりしてないとダメな事を思い出しました。

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アサリスープ。

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空芯菜の炒め物。

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ご飯は鵝油拌飯という名前でガチョウ肉を燻した際の油をかけてあるらしいっす。

それなりに油っぽいですがクドくはなくて食べやすい。

左の小皿は麻辣血。

中華料理には鴨血というジャンルがあるらしく、鴨の血をどうにかこうにかして固めて作っているそうです。

名前には少々ひっかかりますが食べてみると全く臭みもなく、辛めの調味料の味しかしません。

モツの味噌煮込みのコクのないのを食べてるようでもあります。

食感がやたらと柔らかいハンペンのようでプルプル。

ネットで調べるとこれを絶賛してる人が結構いますが個人的には旨いとか不味いとか以前に「何これ?」って感じでした。

 

宿でビールを飲む為のつまみに日本ではお目にかかれないスナックを購入。

どの辺を狙ってるのかよく分からないパッケージのセンス。

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パッケージから大きな塩味のせんべいみたいなのを想像してましたが中身はずっと小さくて甘醤油コーティングのような感じでした。

意外とイケました。

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裏にはなんかマンガが載ってましたが読めません。

読めたとしても多分そんなに面白くなさそうです。

 

その3に続く。