マレーシアその2
さて2日目はバトゥ洞窟へ。
前日のRapid KL社とは違うKTMことマレー鉄道。
KTMといえばモータースポーツ好きにとってはオーストリアのバイクメーカーですが
それはさておき、この日乗ったこの車両はオンボロでクーラーが壊れていたらしく
とにかく一歩車内に踏み込んだ途端に強烈な熱気と湿度に度肝を抜かれました。
どういうわけか窓も開かず、高額羽毛布団即売会でも自己啓発セミナーでもないのに
異様な熱気でむせかえる満員の車内で約30分、途中暇に任せて周囲の客に話しかける
地元の親父、いや、もしかしたら私よりずっと若いのかもしれませんが
そんなマレーシアの日系企業で電子機器の部品を作っているという地元の人と
何語で伝わってるのか多分お互い分かってない会話をちょこっと交わしたりして
目的地に到着。
巨大なハヌマーン像を横目に見つつ。
更に巨大なムルガン像横の石段を目指す。
ムルガンさんの背中を振り返ったりしながらひたすら登る272段。
ようやく入り口。
このバトゥ洞窟は鍾乳洞ということですが、日本の鍾乳洞といえば真っ暗で
ポタポタと水がしたたり落ちてるイメージに対してこちらは結構乾いてるし
ツララのようななめらかな石筍もなくちょっと感覚が違います。
中にはヒンズー教の施設が色々。
↓洞窟内でこうして上を見上げると実に壮観なのですが
実は洞窟内の人の背丈ほどの高さにはたくさん落書きがされています。
私が見た限り日本語は見当たりませんでしたがなんでそういうことするんですかね。
そして洞窟内には更に階段。
その階段から洞窟入り口方向を見下ろす。
この写真では伝わりませんが映画の撮影現場みたいな不思議な光景でした。
帰りもまた恐怖の高温多湿無冷房車両かと思ってたらなんと新型でした。
そういえば来るときに乗ったオンボロ車両ではのんきに席に座っている人が
駅に着いてしばらくしたら慌てて降りるという事が度々あり、どうなってんだと思ってましたが
どこの駅に着いたとかの車内アナウンスが全然なかったことに気づきました。
この新型車両ではクーラーは寒いほど効いてるし駅ごとにアナウンスも入るし
同じ料金で乗るのが馬鹿らしいくらい全然違います。
場所は変わって繁華街ブキビンタンのショッピングモール、パビリオン。
マレーシアの有名な産業のひとつピューター製品の大手ロイヤルセランゴールにて。
こちらの製品は高級品なので私が買えるものはないのですが
今回のお目当はこの会社が手がけたトロフィー見学。
↑こちらは2010年F1マレーシアGP。
他にもありましたがあまりトロフィーばっかりでも仕方ないので割愛。
昼食にはマダムクァンの店。
この人がマダム↓
これは看板ですがご本人が入り口付近でこれと同じような格好で接客とかしてました。
ナシボジャリだっけ?ほぼフライドチキンとその他。
皮がパリッとしてて美味しかったっす。
そしてラクサ。
毎度ラクサはラーメンかうどんの麺だと更にうまいと思うんですがどうですかね。
デザートにご当地かき氷、チェンドル。
黒っぽいのは小豆で緑色のは特に甘くも辛くもないパンチのないうどんみたいな食感ですが
米粉でできてるんですって。
黒蜜みたいなのをかけて混ぜて食べます。
飲み物はライムジュースとなんだっけ?
さすが南国、フルーツジュース美味しいです。
↓この日は1月1日、日本では元旦ですがマレーシアの街はこんな感じ。
ディスプレイだけでなく音楽もクリスマスメドレー状態です。
確かにメリークリスマス&ハッピーニューイヤーとは言いますが
年も改まったしTシャツ着てるしもうハッピーニューイヤーだけでいいんじゃないの?
さて、マレーシアといえばペトロナスツインタワー。
メルセデスのF1マシンが展示されているのですが
残念ながらこの日はお休みらしく入場出来ず。
いずれにせよここは昼と夜でそれぞれ見ておきたいのでまた翌日来ることにしました。
夕食。
Nando'sという結構あちこちにあるらしい店。
実は結構遅い時間でもうやってるところがあまりなく消去法での選択。
あまり量が多くなさそうで無難なのを選んだらこういうの。
昔KFCで出してたツイスターみたいな感じですかね。
ソースと辛さが選べて無難なのにしましたがなかなか旨かった。
そしてサラダ。
マレーシアはイスラム文化のせいかずっとチキン食べてる気がします。
まぁ食べようと思えば牛でも豚でも食べられるんですがね。
でもせっかく遠くまで出かけてるんだからなるべくご当地文化に触れたいですよね。
ってなわけでその3へ続く。