マレーシアその1
年末年始にかけてマレーシアに行ってきました。
今回は初めてのLCC利用。
かつてのケータハムF1チーム代表、トニーフェルナンデス率いるAirAsia。
そういえば同じく航空会社を営むヴァージンのリチャードブランソンも
自らのF1チームに対しては酷い扱いでしたが、考えてみれば爪に火をともすようなLCC運営と
金を湯水のごとく使うF1チーム運営では哲学がまるで違いますわな。
ヴァージンはLCCではないようですが。
羽田空港も年末年始仕様で綺麗でした。
元々夜11時過ぎの便が2時間くらい遅れて日付が変わってから出発。
LCCなので機内食は事前にネットで予約するか機内で直接お金を払って買うシステム。
我々は事前予約でマレーシアの料理らしいナシレマと
マレーシア焼き鳥ことサテー。
うっかりふたを開けずに写真を撮りましたが銀色の丸いのはピーナッツソースで白いのは謎の食べ物、多分イモ類?
謎のイモ類はモソモソしててどうもイマイチでしたが他はなかなか旨かった。
でも深夜なので周りを見渡しても食事をしてる人がほとんど見当たらず。
そりゃ寝るよね。
食後寝たり起きたりとウダウダしてるうちに夜が明けましたがLCCで普通の席だとほんとに娯楽がないしシートそのものも安っぽいので約7時間は結構辛いっす。
そんな結構しんどいLCC体験を経てクアラルンプールに到着。
とりあえずホテルまではバスを使いましたがその時買った飲み物。
シャンプーの詰め替え用みたいなのはパッケージに書いてあるBlackcurrantを訳してみると
クロスグリジュースだそうで。
あっさりして美味しかったです。
マレーシアではミロが大人気という話を聞いて期待してたんですが商品の陳列なんかはそれほどでもなくてちょっと拍子抜け。
ちなみにこれとハイカロリーってのがあったのですが「ハイカロリー」という言葉に怖気づいて普通のにしました。
冷たいせいかちょっと味薄めに感じました。
ホテルのすぐ近くがインド人街なのでそこで昼食。
NAGASなる有名店にて。
半オープン?な店構え。
日本の昔の定食屋みたいに好きな小皿を自分で取って会計するシステムらしいのですが、この日は残念ながらほとんどのメニューが注文できず。
仕方ないのでカレーと小物2点。
ご飯の量が多くてどうしようかと思いましたが意外と食べられました。
長粒米であっさりしてるからかカレーが辛いからか。
その後国立モスクことマスジットネガラへ。
モスクといえば玉ねぎ状のドームを思い浮かべますがこちらはかなりシャープです。
近代イスラム建築としての評価も高いとか。
ビシッとしてて気持ちいいですな。
中には入れませんが外から写真は撮れます。
これまた整然として美しい。
この後近所にあるイスラム美術館を見学。
これはそのイスラム美術館の天井の一つ。
こちらは別の階で凸型。
展示品も数多くあり、充実してます。
夜中のフライトを経ての観光で終盤やや睡魔に襲われたりしましたがどこもなかなか見ごたえがありました。
イスラム教にせよキリスト教にせよ、精緻を極めた芸術や工芸を生みだす高度な文化にもかかわらず
なぜ無益ないざこざが絶えないのか不思議でしたが、要は神様を称えるエネルギーが
どこへ向かうかというだけのことかもしれません。
さてここはKLモノレールのプラットホーム。
こんな車両ですが↓
運転席を覗くと液晶モニターにWindows XPマークが。
後日調べてみると上野動物園のモノレールがメーター表示にWindows XPを使っているらしいので
モノレールつながりでこちらも同様なのかも。
さて夕食。
ホテル近くのSin Keeなるお店でスチームライス。
↑お椀がかぶさって出てきて
中身はこんな感じ↓
逆どんぶりってとこですかね。
これはシーフードメインですがお肉系などもある様子。
それと野菜炒めにあんかけ的な一皿。
どれも見た目ほど濃い感じではなくて旨かった。
この日は大晦日で日本から1時間遅れのゆく年くる年を見てるうちに寝てしまい
街中の年越しイベントなどがどんな感じなのか分からないままでした。
というわけで次回へ続く。