ペンギンカフェ@横須賀芸術劇場
ペンギンカフェと聞いておぉ懐かしい!と思う方も多いかと思いますが、その懐かしい想い出は多分ペンギンカフェオーケストラでしょう。
というわけで先月の話ですが”オーケストラ”が付かない”ペンギンカフェ”のライブを見てきました。
現在活動中のペンギンカフェはペンギンカフェオーケストラの中心人物だったサイモン・ジェフスの息子、アーサー・ジェフスが新たなメンバーと共に始めたプロジェクト。
今回はスペシャルゲストとして大貫妙子さんも登場ということでなかなかお得です。
あまり良い写真ではありませんが開演前のステージ。
横須賀芸術劇場へは我が家から電車で20分程度で、こんなところでこんな催しが見られるとは実に有り難い限りです。
とはいえ、私は80年代から現在に至るまで特に熱心に彼らの音楽を愛聴していたわけでもないので曲名もよく知らないし、今回のチケットを買ってから”オーケストラ”の頃のアルバムをMusic Unlimitedで聴いたり、現ペンギンカフェのCDを買ったりして予習しておきました。
でもまぁ曲名なんかは知ってた方がより楽しいとは思いますが、彼らのようなスタイルだとその場の雰囲気が楽しめればそれで十分な気もします。
実際実に楽しく素晴らしいひとときでした。
一曲あたりの演奏時間が短いのも聴き易くていいですね。
演奏のクオリティも高いし、音のバランスも良好。
アーサーがいろんな楽器をとっかえひっかえするのもまた興味深かったです。
聴衆の平均年齢が結構高めなせいか、おおむねお行儀よくしっかり聴いて曲が終わったら拍手という進行でしたが、ノリが良くて自然に手拍子がおこる曲もあり、そういうオーディエンスの反応にはペンギンカフェメンバーも明らかに満足な様子でした。
スペシャルゲストの大貫妙子さんは休憩を挟んだ後半に登場して2曲。
アンコールでも再登場して”ピーターラビットと私”を披露。
ある程度は大貫妙子メインで見に来たお客もいたことでしょう。
自分の世代的には違和感のない組み合わせですが、でも実際のところ両者にはなにか関係があるのかしら?
なんにせよ、ペンギンカフェ+大貫妙子でチケット代5200円は安過ぎです。
大貫さんは葉山在住らしいので横須賀まで電車で来れば往復500円もかからないと思いますがペンギンカフェ御一行様ははるばる海外から飛行機などで機材と共にやってくるんですからね。
これで皆さんに十分ギャラまで出るのかと老婆心ながら余計な心配をしてしまいます。
そういえば男女2名のペンギンダンサーズも出てきましたしね。
今のところ彼らの代表曲といえばこれかな?
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