久里浜発電(現行)。

2014年9月、So-Netブログより移行。

ストラト改修2014その5

だいたい出来ました。

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ピックアップはネック側がダンカンSH-2nで以前の改修で載せていたもの。

ブリッジ側はゴトーのHB-Classic/B、すなわちブリッジ用。

このゴトーのピックアップは国産のあまり高くないギターによく採用されているものだそうで、普通の改造だとまず最初に外されてダンカンとかディマジオとかその他リプレイス用として評判の良いピックアップと交換される立場にある訳です。

しかし私はピックアップの音色の違いは出力の違いだけだと思っているので敢えてこのゴトーでしかも出力の低いものにしてみました。

ネック側のダンカンSH-2nもパワーのないタイプですから、わざわざストラトを2ハムにしておきながらその選択はどうなのよと思わなくもないですが、ハムバッカーは構造上ノイズを少なく出来るという利点があります。

今回の改修で2ハムにしたのはシングルコイルの上位互換としてのハムバッカーという考え方によります。

ノイズレス、あるいはローノイズをパッシブサーキットで実現するというのも狙いの一つでした・・・なんて大袈裟に書いてますが別に普通の2ハムストラトですよえぇ。

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まだオクターブピッチを合わせてないのでサドルの位置がおかしいとかい・わ・な・い・の(はぁと)。

コントロールは1ボリュームでOn-On-Onのトグルスイッチによるピックアップの切り替え。

トグルスイッチはこの前のテレキャス改修で使って気に入った日本開閉器工業のラージブッシングM-2020L/B。

門田無線というところから通販で購入。

1個540円で送料が同じく540円かかりますが、まったく同じものを楽器用としてE○Pなどから買うと3千円とかするのではるかに安いです。

もっとも、E○Pなどではブラックも選べるようなのでコーディネイト上ブラックパーツで揃えたいと思えば自分のこだわりに対して2千円ほど上乗せするしかありません。

実は私もブラックパーツでキメキメにしたかったんですが、2千円余計に払いたくなかったので大径の樹脂ワッシャーを挟んで黒っぽい雰囲気にしてみました。

ワッシャー1つは数十円です。

このトグルスイッチにかませてあるものの他にピックアップマウントネジにも小さな樹脂ワッシャーを使っており、それらとトレモロアームのねじ込み穴を塞いでいる超低頭ネジなどはWilcoというなかなかロックな名前の会社から調達しました。

これまでの改修ではミニスイッチによるコイルタップなどが出来るようにしてましたが今回はシンプルにネックorネック+ブリッジorブリッジと3点切り替えのみ。

ただしセンターにしたときにはフェイズアウトサウンド。

実はピックアップの極性をチェックせずに配線したらそうなっただけですが、ダンカンSH-2nもゴトーHB-Classic/Bも似たような音だったのでフェイズアウトくらい音が違う方がいいかなと思ってそのままにしてます。

カッティングなんかはセンターでやるといいかもしれません。

裏のスプリングキャビティのフタを作らねばならないのですが、ちょっとお疲れなのでそのうちまた。

それにしても最近老眼が進んでハンダ付けとかがつらいんですよね。

嫌だわー。