名古屋(3年ぶり4回目)。
いやぁ、年末っすね。
土曜日から年末休暇に入ったので名古屋に行ってきました。
新幹線でお手軽に行ける異文化圏ということでちょこちょこ行ってますが、今回はテレビで見たちょっと気になる食べ物がサブテーマ。
まずはあんかけスパゲティ。
スパゲティ自体はイタリアンの小洒落た感じじゃなくていわゆる洋食屋の日本的な麺であんかけ。
あんかけスパは以前レトルトのを自宅で食べたことがありましたがそれはイマイチでした。
有名店のスパゲティハウスチャオにて。
二人なのでミラネーゼってのとミラカンってのを注文。
ミラノ+カントリーでミラカン。
それぞれのメニュー名はなんだかこの店なりの見解を元に付いているようで直感的に納得できる法則性はありません多分。
ミラネーゼに目玉焼きトッピング。
どちらも赤くて沢山乗っかってるのはソーセージ。
別に高級なのじゃなくてタコの形に切ってお弁当に入れるような感じの庶民的なソーセージだと思いますがむしろその方が合ってますね。
食べ始めはまぁこんなもんかなー、ってな感じでしたが食べ終わる頃には程よい満足感。
さぁ!今日はアレ食べにいくぞ!って気合いを入れるんじゃなくて近所にあれば定期的に通う外食ローテーションに入るようなお店ですかね。
隣の人が食べてたナポリタンが旨そうだったのでそのうちまた名古屋へ行ったら食べてみたいですね。
そして名古屋市科学館へ。
科学館だけあってロッカーには元素記号が振られています。
ちょっと楽しいっすね。
常設展示は科学を身近に感じるべく電気とか音とか人体とかそんな基礎的なことを体感できるものが多くて冬休みのちびっ子に大人気でした。
じっと見てるとぐわーんと模様が動くように見えるという展示ですが画像が小さいと効果がでませんね。
チョコレート展ってのをやってましたがどちらかといえば常設展示の方が楽しかったっす。
ついでといってはなんですが名古屋市博物館にも行きました。
今回の旅にあたって名古屋について調べているとここに横井庄一さんの道具という展示があるのを見つけて、そのなかでも洋服の出来の素晴らしさに驚き、ぜひ実物を見たいと思ったのです。
写真は撮ってませんが博物館のホームページにあるパゴの繊維で作った半袖シャツの他にも長袖長ズボンなど、まず糸から作って布を織り、それを縫製して仕立て上げる訳ですよ。
まず糸から、なんて言ってますがその糸を織る道具も勿論手作りですからね。
ジャングルで。
立ち上がる時に「よっこい庄一」とか気安くかけ声にしてる場合じゃないっすよいやマジで。
さて食べ物に戻って萬珍軒で玉子とじラーメン。
見た目あっさり玉子とじラーメン
そして玉子とじ担々麺。
更に餃子。
餃子はまぁ普通ですが小振りなせいか皮が薄くてカリカリ感が良かったです。
玉子とじラーメンは今回の旅で一番食べたかったメニューですがこれは本当に旨いっすよ。
一口食べてビックリするようなインパクトは無いのですが、ずっと食べ続けていたいような絶妙なバランスっていうんですかね。
担々麺も玉子とじなので普通の担々麺よりはマイルドで良いのですが、玉子とじラーメンのどこにも尖った所がないのにとにかく旨いという不思議な感覚には参りましたよ。
これは是非また食べたいですね。
これを食べに名古屋に行ってもいいくらいかも。
翌日は大とんてきの店、まつもとの来来憲。
大変な人気ぶりで実に1時間待ちでした。
普段なら行列に1時間なんて並びませんが(店内の名簿に名前を書くシステムなので時間を見計らって戻ってくれば並ぶ必要はありません)、今回は旅だしこれを食べるという目的で来てるし、待ちましたよ寒い中。
昨日の玉子とじラーメンも大変な人気でしたがラーメンなので回転が早く、そんなに待ちませんでしたがこちらは料理にも食べるのにもある程度時間がかかるのでなかなか順番が来ません。
ま、とにかくようやく店内に入ってきも焼き定食と
大とんてき定食。
きも焼きってのはレバニラ炒めのようです。
それぞれ定食なので味噌汁とちょっとした漬け物が付きます。
大とんてきは豚肉250グラムとかで食の細い私としては少々心配でしたが見た目はそれほどでもない感じで一安心。 食べやすいようにカットしてもらったのでそう見えたのかも。
脂がすごいですがこういう食べ物で脂の事をどうこう言うのは愚の骨頂ですな。
分厚いお肉ですが柔らかくて食べやすくそれなりに旨かったですが、一度食べればもういいかなと。
近所にあって気軽に入ってすぐ食べられるなら時々行くかもしれませんが、正直あの混み様は出てくる料理に対して過剰な気がしますね。
量は多くてご飯キャベツもおかわり自由ですがそもそも安くもないっていうかむしろ高いし。
最終日は熱田神宮へ。
450キロあるという大きな鏡餅が奉納された直後でした。
とはいえ、主な目的は宮きしめん。
宮きしめんと
白エビかき揚げきしめん(だったかな?)。
いわゆる素の宮きしめんとかき揚げの乗ったのとは出汁が違うんですな。
宮きしめんの方は醤油ベースで色の濃い関東風、かき揚げの方は昆布ベース(多分)の関西風です。
私は特にこだわりはないのでどちらもおいしくいただきましたが関西人には宮きしめんはきついかもしれません。
その他ちょこちょこと動いて帰りの新幹線にて。
コンパルメイチカ店で買っておいた海老フライサンド。
結構なボリュームです。
旨いけどかなり食べづらい。
どれくらい食べづらいかといえばモスバーガーのモスバーガーくらい食べづらい(個人の感想です)。
家でゆっくり食べるにはいいですが新幹線の狭いテーブルだと結構気を使います。
箸とかナイフ&フォークがあると良さそうな勢いでした。
食の細い大人二人で1パック食べるとちょうど良かったです。
という訳で食が細いとか言いながら結構食べ歩いて今年は終了です。