久里浜発電(現行)。

2014年9月、So-Netブログより移行。

BT30その後。

iPod touchを購入してそのBluetooth機能を生かすべくSONYBluetoothレシーバーBT30を購入したら爆音過ぎて使えないのでなんとかしないと・・・って話を以前書きましたが、どうやらイヤホンのインピーダンスを16Ωから32Ωにした程度じゃ全然音量は下がらないらしいんですな。

 

BT30に関しては「音が大きいようですね」とかいう程度の反応しか見た事がありませんが、あんな爆音でみんななんとも感じないのか不思議で仕方ありません。

少なくともカナル型のイヤホンだったら1分とつけてられないくらいだと思いますがね。

 

話は戻って、そんな経緯でアッテネーターを挟んだらどうだと思い至り、ネットで調べてみると数百円程度で作れる様子。

ちょうど昨夜ムーンライダーズのライブを観に行く機会があり、ライブ会場が水道橋だったのでライブ前にちょっと秋葉原に寄って必要な抵抗2種類合計10本(予備含む)を購入。500円もかかりませんでした。

 

そういえば中学の技術の授業だったか、抵抗のカラーコードの読み方を覚えさせられたような。残念ながらその後電子工作にハマる事もなかったのでさっぱり忘れましたが、今や大抵の事はインターネットで調べられる時代です。たかだか数本の抵抗を使うくらいなら素人でも問題ありません。

 

で、抵抗の他にも3.5mmのステレオジャック&ミニプラグも必要なのですが、手持ちのガラクタを漁ってみると携帯(多分カシオの)に付いて来たイヤホンと専用端子→ミニプラグ変換アダプターが出て来たのでこれを使います。

 

工作自体はイヤホン部分を切断したミニプラグとジャックの間に抵抗を組み合わせて繋ぐだけですが、最近のこの手のケーブルは細いし細かいし、エナメルかなんかでコーティングされてて、ただ撚っただけじゃダメらしいのでちゃんとした作業の前にジャックとミニプラグだけを繋いで音が出るかを確認してみます。

すると・・・

cable1.jpg

まぁなんということでしょう。

抵抗を入れてないのに随分音量が小さくなっているじゃありませんか。

そういえばジャックの方は同軸ケーブルだったのでそのせいですかね多分。

試しにiPod touchiBookに繋いで音質や左右のバランスを確認してみましたがまったく問題無し。

 

いや、その筋のうるさい人ならうだうだいうのかもしれませんが、私は用途が限定されている機械には極めて寛大なのです。とにかく使用上問題なければオッケーオッケーDo theカラオケ。

cable2.jpg

ってな訳でドラフティングテープ略してドラテで絶縁し、繋ぎ合わせた部分に負荷がかからないようにくるっと一巻きした上で更に電源コードなどを束ねるのに使われる針金入りのアレをちょっと丁寧に巻いてみました。

せっかく用意した抵抗はまったく使わなかったのですが、これはまた何かの機会にとっておきましょう。