河口湖。
1泊くらいで手軽にお出かけできる所という事で河口湖に行ってきました。
富士五湖巡りはどうかと思ってちょっと調べたら河口湖周辺だけでも見所が多く、高速を使えば車で2時間程度で行けるのでまさにお手軽です。
道の駅かつやまにて昼食。
イトリキカレーというのが有名だそうで、かつて糸井重里氏が絶賛したらしいココナッツカレーと↓
辛口らしいインドカレー↓
インドカレーは鶏肉が2つ。
カレーに対してご飯が多過ぎでバランスよく食べようとするとどうしてもご飯が余りそうです。
実際余ったので仕方なくコロッケを単品で注文して残りのご飯を食べましたが、そもそもカレーとしても全然おいしいと思えませんでした。
水っぽいというか、辛さは感じるけどなんか辛さの後ろに旨味がないって感じ。強いて言うならインドカレーよりはココナッツカレーの方がマシでしたが、まぁそんなレベル。
さて河口湖畔を散策。
夏休みに入った日曜日ですがさほど人もいなくて落ち着いた雰囲気。
湖沿いの小道を少々歩くとさくや愛の鐘なるモニュメント。
湖畔とか高原とかそれらしい観光地にはなぜかこういう鐘を鳴らす場所が多いですな。
かつやま屋台ってこの時は全然知らなかったんですが後日調べたらソフトクリームの種類が多いので有名なんですってね。
そういえば確かに色々書いてありました。
ブルーベリーとなんとかミックスだったっけ?
ちょっと酸っぱめで美味しかったです。
テスラモデルSが充電中。
ここに来る途中に高速でテスラモデルSに遭遇し、実車を初めて見たので喜んでいたのですが思わぬ所で2台目に遭遇。
このモデルSのオーナーはイーロン・マスクの理念に共感して自主的にテスラ(及び電気自動車)の宣伝をしているんだとか。
お陰でショールームに行くか金持ちかつ物好きな友人でもいないと見られない運転席を見ることが出来ました。
個人的にはテスラの電気自動車は見せ方が上手いだけでさほど革新的とは思わないのですが、しかし世界にアピールするにはそれこそが大事だったりする訳です。
さて場所が変わってこれはカチカチ山ロープウェイ
各地のロープウェイに乗ってきた我々としては乗らない訳にはいきません。
所要時間3分ほどで天上山山頂に到着します。
その天上山とは太宰治の小説「かちかち山」の舞台になっているんだそう。
カチカチ山といえばタヌキとウサギ。
ロープウェイ乗り場に向かう階段にはカチカチ山の話のあらすじが書かれていますが、それによるとカチカチ山におけるタヌキはとんでもない悪党のようです。こんなお茶目な表情に騙されてはいけません。
散策コースを歩きます。
前日の天気予報ではお天気に期待できなかったのですが実際には真夏の日差し。
毒々しいキノコを発見。
知らない野草、見たことのないキノコは絶対に食べてはいけません。
木々の間から富士山を望む。
残念ながら山頂付近には雲がかかってます。
その後少々歩いて展望スポットでしばらく眺めてたら雲が切れて山頂が拝めました。
しかし夏の富士山は雪がなくて地味ですな。
さて、ホテルチェックインまでまだ時間があるのでカチカチ山から河口湖自然生活館のある大石公園へ。
地味ながら広い敷地内に草木がたくさんあって良い雰囲気でした。
壁状のものは草花で「花のナイアガラ」というらしいですが自然生活館のサイトにあるような派手さはなかったです。
そしてホテルへ。
今回は普段よりホテルの宿泊そのものにイベント感があります。
富士山ビューが売りのラビスタ河口湖というホテル。
残念ながら雲に隠れてスッキリとは見えない富士山。
この写真はなんだか分かりにくいですが、部屋のベランダが露天風呂状態になっており、その目隠しの鎧戸越しに富士山を望んでいます。
天気の兼ね合いもあり、このバスタブは使いませんでしたが、この鎧戸は開くことができるので全開にすれば結構解放感があります。
しかし外から丸見えになるので半身浴用のバスウェアを着る必要があります。
場所柄虫も飛んでくるし、使うにはそれなりの覚悟がいるかも。
部屋にはウェルカムおやつがあり、コーヒー豆をコーヒーミルで挽いて入れられるようになっていたりしてイベント感があります。まぁ、豆を挽くのはやや面倒ですが。
とりあえずひと風呂浴びてその後に夕食へ。
我が家は2人なので窓に向かって並んで座る席へ。
夕食はフレンチのコース料理でしたが、隣の席と軽く仕切られていてプライベートな感覚で気楽に楽しめました。
オードブル。
夏野菜のテリーヌ
生ウニパスタ。これは美味しかった。
飲み物はワインではなくサリトスというドイツのビールを選択。
ビールにテキーラとライムを加えたカクテル的な飲み物らしいっす。
なんだか甘くて旨かったですよ。
冷製アボカドとコンソメジュレの二重層。とメニューに書いてありました。
アボカドとジュレが二層になってるから二重奏と掛けたんですかね。
これまたまろやかで美味しかったです。
鱸のポワレプロバンス風。
私は魚好きではないのでこれはまぁ、スズキかなって感じ。
黒毛和牛サーロイン。
これは美味しかった。やっぱりお肉よね。
デザートまでのお凌ぎでご用意してますと言われてせっかくだからもらった鰻ご飯。
この頃には結構満腹感が出てきたので食べなくても良かったんですが、せっかくなので2人で1食をシェア。美味しかったですよ。
デザートはまぁ普通。
翌日。
西湖に寄ってみました。
河口湖より地味な雰囲気。
夏は海もいいけど行楽で行くなら山とか湖とかの方が落ち着いてていいですね。
そして富岳風穴へ。
階段を下りていくと明らかに温度が変わるポイントがあり、そこを過ぎたらまさに冷蔵庫の寒さ。
幻想的な雰囲気で写ってますがこれは氷。
まったくもって天然冷蔵庫ですなぁ。
養蚕の為の蚕をここで寝かせて生産量を上げたりするのに活用したとか。
帰りに道の駅なるさわに寄り道。
無料で入れる富士山博物館へ。
無料なのに充実した展示。
暗いうえに動くのでややぼけてますがこの富士山博物館名物(と書いてあった)T-REX。
全身ではないものの、かなり大きくてがおー!とか効果音もあるので結構な迫力です。
その他の富士山についての展示もなかなか見ごたえありました。
河口湖周辺へは気軽に行けるし、富士山界隈として見てもまだまだ見所がたくさんありそうなので今後ちょこちょこと訪れたいですね。
近くで良いとこ沢山あるなぁと感じた旅でした。
猫ジャケ3選
最近ちょっと落ち着いてきたようですが世間では空前の猫ブームだそうですね。だってかわいいもの猫ちゃん。
猫ブームの背景について語られるとき、犬より散歩などの手間がかからず飼いやすいとか吠えないとか言われますが、そんな理由で猫飼うの?本当は犬飼いたいけど猫の方が楽そうだから猫でいいやとか、何でもいいから動物飼いたいとかいう人がそんなにいますかね?
一番多いのは「今流行ってるから」なんて実に残念な理由かもしれませんが、なんにせよ動物を飼うのはそれなにり大変なので重々検討して本当に責任が持てるなら飼ってください。そして出来ればペットショップで何万円も出すより身近な保健所や里親募集などを当たってください。
……なんて前置きが長くなりましたが、そんな猫ブームに乗って久々のリスナーとしての音楽企画。
題して猫ジャケ3選。
Chapterhouse “Whirlpool”
実はこのアルバムには“The Original Recordings”と付けられたジャケ違い再発(再々発?)版もあるのですが今回はもちろん猫ジャケの方。
90年代シューゲイザー御三家といえばマイブラ、ライドと共にこのChapterhouseかPale Saintsあたりってとこでしょうか。
実は個人的にここしばらくシューゲイザーリバイバルの波に洗われているので結構よく聴いてます。
Alpha “The Impossible Thrill”
90年代はメディア主導で次々と新しい名前を作ってはムーブメントを煽っていたような気がしますが、このアルバムはそんな中の一つ、トリップホップと呼ばれたジャンルですかね。
トリップホップといえばマッシヴアタックやポーティスヘッドなどのブリストル一派ですが、このアルバムもそんな英国的陰鬱感や静謐感に溢れています。
そう、英国。ヨーロッパの中でもポップミュージックにおける陰鬱といえば英国。
昨今のEU離脱にみられる浅はかさ加減の一方で、英国様にはどうあがいてもかなわない素敵さがあるのです。
Mazzy Star “Seasons Of Your Day”
最後の猫ジャケは影絵風。ほんとに猫だかわかりませんが多分猫。
このアルバムもまた静かな世界が広がってますが、こちらは英国様ではなく米国様。
私は同じ静かな雰囲気でも陰鬱なのが英国様で気だるいのが米国様だと考えてますが、英国の陰鬱、米国の倦怠は気候的にご褒美がないからかなと思ったりします。
英国では冴えない曇天で気分が沈み、米国では容赦ない青空に絶望するみたいな。
四季のある日本では厳しい冬の後に草木の芽吹く春がやって来るし、暑い夏も1〜2ヶ月頑張れば爽やかで実り豊かな秋がやって来ますからね。もうちょっと頑張ろうって気にもなりますよそりゃ。
猫と全然関係ないうえに全くもって適当な話で恐縮ですが。
実は猫ジャケってあまり多くなくて、しかも自分の好みに合うアルバムとなると他にはJamesの”The Morning After The Night Before”くらいしか思い当たりませんでした。
前出のMazzy Starより立派な猫ジャケなのですが楽曲としてはMazzy Starの方がいいかなと。
Morning After the Night Before
- アーティスト: James
- 出版社/メーカー: Mercury
- 発売日: 2010/09/14
- メディア: CD
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平塚七夕祭り
平塚の七夕祭りに行ってきました。
関東三大七夕祭りに数えられるそうですが、これまで見に行ったことはありませんでした。
昼間は暑いので夕方から出かけ、とりあえず目に付いた弦斎カレーパンを購入。
弦斎カレーパンというのは全然知りませんでしたが平塚名物なんですってね。
福神漬けが入ってるのがポイントだそうで、なかなか美味しかったです。
毎年世相を反映した七夕飾りが登場するそうで、今回は熊本、大分地震の被災地を応援するものが多く見られ、チャリティ活動なども何箇所かでやっていました。
ちょっと分かり難いですが2020年東京オリンピックとか話題としては随分周回遅れな気もするラグビー五郎丸選手のルーティンポーズとか。
広場での露店やライブスペースもあり、既に主要なイベントや露店が終了してるからかもしれませんがここは比較的ゆったり。
巨大恐竜ロボットが動くところを見たかったっすねぇ。
日も傾いていくらか電飾が映えるようになってきた頃合。
桃太郎と書かれた札の下に「一寸法師をみつけてね!」とありますがどこにいるのか分かりません。
大規模なお祭りを見るのは久しぶりなので人混みなどで疲れましたが、たまに非日常感に触れるのも良いですね。
さて、お祭りは十分満喫したので電車で帰途に着き、辻堂で途中下車して三ツ矢堂製麺へ。
ここもまた全然知りませんでしたが東京を中心に展開しているチェーン店のようです。
つけ麺並盛りと
まぜそば並盛り。
この店は麺の量を選べてつけ麺は大盛り(600g)、まぜそばは中盛り(450g)までお値段は同じ。そう聞くとお得なようですが、そもそもの価格設定が810円(まぜそばは730円)と高めなので有り難みは薄いですね。
お値段はさておき、つけ麺は強力なコシの麺とゆず風味でほんのり甘めのスープで実に美味しかったです。あまりの麺のコシに食べ終わる頃には顎が疲れましたが。
日本蕎麦やうどんからラーメンに至るまで、コシがあるのとただ硬いだけの違いは何とも微妙なところです。通ぶってただ硬いだけの麺を「うーん、コシがあるねぇ」などと有難がることのないように気をつけたいものです。
あ、まぜそばもくどくなくて美味しかったです。
ヘッドフォンのイヤーパッドを交換する。
audio-technicaのヘッドフォンATH-M30をかれこれ4年使っています。
宅録専用なので毎日必ず使っている訳ではありませんが、それでもパッドがボロボロになってきたので交換する事にしました。
↑ケーブルが上から出てるのはユニットをひっくり返した状態だからです。
ネットで調べるともっとボロボロでそれこそスポンジまで崩れてる状態の人が結構いますが、ヘッドフォンのパッドって日頃以外と見ないんですよね。
私もたまたま気づいただけで、こんなになってるとは思いもしませんでした。
交換用パッドは同一メーカー他機種のものや汎用のものなどいくつか選択肢があるようです。
今回私が選んだのは同メーカーのATH-PRO5MK2用として販売されているHP-PRO5MK2。
別に元々のと同じものでも良いのですが、製品の写真を見るとなんとなくHP-PRO5MK2の方がシワシワ感が少なくて耐久性が良さそうな気がしたんですよね。
↑並べてみる。
実際届いたものを見てみるとネットで見た程に元々のパッドと違いがあるようにも思えませんが、耳に当たる面のコーティングはシワが少ない分しっかりしてそうな気もします。
外し方つけ方は単にベリっと剥がしてグッとかぶせるだけです。
お値段は約1,500円。
ヘッドフォン本体は当時4687円で購入しているので(余談ながら今amazonで検索すると出て来る14980円って価格は何ですかね?特別名器でもコレクターズアイテムでもなさそうなATH-M30をこの値段で買う人がいるのかしら)本体価格に対して約1/3の金額……と考えると割高な気もしますが、今回の交換を経てこの先4年ヘッドフォンを買わずに済むと思えば約6000円のヘッドフォンを8年使うのと同じで逆に割安なんじゃないかと。
まぁ、そんなチマチマした事を言うくらいなら360円の汎用品を買えば良いのです。1年毎に交換しても4年で1440円。今回購入したHP-PRO5MK2よりまだ安いですからね。
もっとも、今回交換したパッドが4年もつ保証もヘッドフォン本体が8年もつ保証もどこにもないですから、今回の交換作業以後はロスタイムみたいなもんです。
少しでも長く使えたらラッキーですね。
1ペア 交換用イヤーパッド イヤークッション ATH-M50 M50S M20 M30 M40 ATH-SX1 ブラック
- 出版社/メーカー: ノーブランド品
- メディア: エレクトロニクス
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GUITAR RIG 5 PLAYER
前回書いたアリアのベースは裏ブタのネジが回らなくていまだにパッシブで使ってますが、それはさておき今回はパソコンをアンプシミュレーターにしようという話。
一時期はそこそこあったエフェクターも今はこれだけ。TUBULATOR素晴らしいっすね。安いし。
BOSS AB-2で生音とエフェクト音を切り替え、生音は主にチューナー送りで今はREASONのチューナーを使っています。
PropellerheadのオーディオI/O、BalanceにはダイレクトにREASONのチューナーを呼び出すボタンがあって便利なんですよね。表示も大きいし。
短期間の間に急速にコンパクトエフェクターが増えた時期があったのですが、あの頃は多分ストレスが溜まってたんでしょう。
コンパクトエフェクターって値段も手頃だし、あればあったで役に立つのでちょっとした買い物願望を満たすのに丁度良いアイテムなんですよね。
最近はギター音はほぼ生音で録音してREASONのエフェクターで加工しています。
仕上がりが轟音系であろうとキラキラディレイ系であろうと、録音に際して私が聞いているのはペケペケな生音な訳です。
ちゃんとしたギタリストなら自分の理想かそれに近い音が鳴ってないとテンションダダ下がりになりそうですが、私の場合1〜2小節程度録音しては加工編集とか、そもそもギタープレイとしてテンションが上がらないやり方の方が多いので気になりません。
が、しかし。
やはりリアルタイムで弾いたフレーズから発展していくアイディアなんかがあるのも事実。
それにテンポ同期したディレイのフレーズなんかは出来上がりを想像しながらペケペケ弾くより最初からディレイをかけて弾いた方がイメージ的にも間違いないのです。
結局のところギターはエフェクター掛け録りできた方が便利ってことで、とりあえず安上がりな方法を導入。それがNative Instrumentsが無償提供しているアンプシミュレーター、GUITAR RIG 5 PLAYER。
これを普段は音楽用に使わないWindows PCにインストールし、休眠中だったM-AUDIO Fast Trackを使って出力します。
Balance導入後お蔵入りだったM-AUDIO Fast Trackまで活用できて実にお得です。
ところでFast Trackについては既にドライバのアップデートサービスが終了しており、Windows用はWindows8までが公式対応のようです。
私が使っているOSはプリインストールの8から無償アップデートした10(Home/64bit)ですが特に問題なく使えています。
ちなみにPCはIntel Core i3でRAMは8GB。
*もちろん他の環境で同じように動作するかは保証できませんので以後の記述も含めて私のことなど信用しないで自己責任で試しましょう。
ドライバといえばWindowsの場合ASIOドライバも大事です。
GUITAR RIG 5 PLAYER開発元のNative Instrumentsが「Windows コンピューターにおいて最高のパフォーマンスを提供するのはASIOドライバーだけです」と言っていますから素直に入れておきましょう。
私は別件で事前にインストールしていましたが、もしかしたらASIOドライバもパッケージになってるのかしら?
その他注意点はダウンロードして最初に立ち上げる場合、まずはGUITAR RIG 5 PLAYERと一緒にインストールされているService Centerというアプリを起動して事前にメールで送られているはずのシリアルNoを入力することでしょうか。
この手順を飛ばしていきなりGUITAR RIG 5 PLAYERを起動するとデモモードしか選べずに30分ごとに一度GUITAR RIG 5 PLAYERを終了して再度立ち上げなければなりません。
事前手続きを終えて晴れてGUITAR RIG 5 PLAYERを起動し、いざ音を出そうとしたら全然音が出ないって場合はPreferenceの項目"Rig Kontrol 1"をチェックして、もしOffになっていたらLeft Channelにしてみましょう。
画像を縮小したら文字が読みにくくなって申し訳ありませんが赤枠の部分↓
レイテンシーも全然感じないし、何よりやってる事と出音が一致してるのは弾く楽しさがアップしますね。
もう一生エフェクター買わなくていいかも。